AsiaNet 56747
共同JBN 0526 (2014.5.15)
【シュツットガルト2014年5月14日 PRN=共同JBN】
*今会計年度は好調なスタート、見通しは慎重
ツァイスは2013/14年度上半期に売上高を20億7400万ユーロに伸ばし(2012/13年度上半期は19億7800万ユーロ)、金利税引き前利益(EBIT)は前年同期比5700万ユーロ増の1億6600万ユーロを計上した(2012/13年度上半期は1億900万ユーロ)。
カールツァイス(Carl Zeiss AG)の社長兼最高経営責任者(CEO)、ミヒャエル・カシュケ博士は「半導体市場の強い需要に恵まれ、医療技術と産業用計測の両事業でも業績を拡大できた」と語った。しかし不利な為替レート要因と新興市場の景気減速が上半期決算に影響した。この理由からカシュケ博士は全面的には業績に満足していない。「わが社が直面する困難な状況下で再びペースを上げ、市場で成長するためには、下半期は少し視野を高くし、努力を重ねる必要がある」と強調した。
従業員総数は2万4791人で安定している。研究開発費は2億1100万ユーロと高水準を維持した。土地や工場、設備への投資は総額6700万ユーロだった。
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ツァイスは光学と電子光学の分野の国際的リーダー。1846年にドイツのイエナで設立され、現在はオーバーコッへンに本社がある。ツァイスは160年以上にわたって技術開発に貢献してきた。半導体や自動車、機械エンジニアリング産業、生物医学研究、医療技術の各分野のソリューションのほか、眼鏡レンズ、カメラ・映写レンズ、双眼鏡、プラネタリウムも開発、製造している。同社は40カ国以上に40カ所以上の生産拠点と、約50カ所の販売・サービス拠点を展開し、20カ所を超える研究開発センターを持つ。カールツァイス(Carl Zeiss AG)はカールツァイス財団(Carl Zeiss Stiftung)が100%所有している。
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ソース:Carl Zeiss AG
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