ジェムアルトがモルドバ共和国に提供する電子パスポートには、非接触マイクロプロセッサ内に電子顔写真と2つの指紋データが保存され、電子パスポート所有者の身元確認をセキュアかつ確実に行います。新プログラムでは、マイクロプロセッサ内に保存されたデータへのアクセスを保護するために、最新セキュリティメカニズムで国際民間航空機関(ICAO)が推奨し、EUが義務付けている、補足アクセス制御(SAC:Supplemental Access Control)が導入されています。これは、世界でも早い段階での導入です。
ジェムアルトの組込み用Sealys eTravelソフトウェアは、ICAOコモンクライテリア認証取得済みで、モルドバ当局が、業界をリードする電子パスポート読み取りのスピードを享受できるよう設計されており、結果としてより迅速な国境通過が可能になります。耐久性の高いSealys パスポートカバーおよびパスポート・インレーにより、電子パスポートの10年の寿命において優れた耐摩耗性を提供します。
国家情報リソースセンター長であるSerghei Raileanは、次のように述べています。「モルドバ国民にとっての大きなメリットとして、新しいドキュメントにより、電子パスポート検証インフラストラクチャを導入している国々へのアクセスが容易になります。私たちは、ジェムアルトと協業し、わが国の国民に先例のないレベルのセキュリティおよびプライバシーを提供する最新の電子身分証明書を交付できることを楽しみにしています」
ジェムアルトの政府プログラム担当上席副社長であるTommi Nordbergは、次のように付け加えました。「新契約の締結により、モルドバにおける当社のプレゼンスはさらに強化されることになります。モルドバは、ビザ自由化における早期の導入国として、生体認証パスポートに対する国民からの高まる需要に対応する必要があり、当社では同国がこの課題に取り組むにあたり、全力を傾けサポートしてまいります」
* 国家情報リソースセンター(Registru)は、モルドバ共和国情報通信技術省に属しています。
ジェムアルトについて
ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)は世界44ヶ国に85の事業所、25の研究およびソフトウェア開発センターを持ち、1万2千人以上の従業員を有するデジタルセキュリティのリーディングカンパニーです。2013年の年間売上高は24億ユーロ(約3,360億円)を記録しました。
ジェムアルトは急速に進化しつつあるデジタル社会の中核的な存在です。世界中の数十億人の人々は自由に「何時でも、何処でも」コミュニケーション、旅行、ショッピング、金融取引、娯楽、仕事を楽しく、安全に行ないたいと望んでいます。ジェムアルトはパーソナル・モバイルデバイス、決済のセキュリティ、認証されたクラウドアクセス、アイデンティティおよび個人情報保護、電子ヘルスケアおよび電子政府の効率化、便利なチケットサービス、および信頼性の高いマシンツーマシン(M2M)アプリケーションの高まるニーズに対して様々なソリューションを提供しています。当社は、セキュアな組込み用ソフトウェアおよび製品を設計、開発およびパーソナライズしています。また自社のプラットフォームおよびサービスにより、これらのデバイスに格納されている機密情報、および実現している信頼のおけるエンドユーザー向けサービスを管理しています。
ジェムアルトのイノベーションによりお客様が数十億人のエンドユーザーに対して信頼される利便性の高いデジタルサービスを提供しています。多くの人々がデジタルおよびワイヤレスによるコミュニケーションを図る中で、ジェムアルトのソリューションが利用される機会はますます多くなっており、今後のビジネスの発展が見込まれます。
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