AsiaNet 56954
共同JBN 0619 (2014.6.5)
【フライブルク(ドイツ)2014年6月5日PRN=共同JBN】Jedox AGのクリスティアン・ラウエ(Kristian Raue)最高経営責任者(CEO)は所有するJedox AG株式を売却し、自らが妻とともに2002年に設立した同社を離れる。ラウエ氏の株式は金融投資のeCAPITAL PartnersとWecken & Cieが買い取った。同社の経営は役員のマティアス・クラマー(Matthias Kramer)、ベルント・エイゼンブラッター(Bernd Eisenblatter)両氏に円滑に引き継がれる。
Jedox AGは2002年にクリスティアン・ラウエ、ガブリエル・ラウエ夫妻によってビジネスインテリジェンス・ソリューション向けのソフトウエア会社としてフライブルクで設立された。事業を始めた最初の年から同社は継続的なサクセスストーリー企業だった。12年以内にフライブルクに本社を置くJedox AGは約100人の高度に習熟した技能の雇用をつくり出した。売上高は高い2桁成長率で上昇し続けた。研究、開発への大型投資にもかかわらず、同社は収支がとんとんだった。
Jedox AGは2013年、国際的に認められているアナリスト会社のガートナー(GARTNER)からの「Cool Vendor」という称賛で国際的な認知を得た。2014年にJedox AGはSME InitiativeからITイノベーション賞を贈られた。Jedox AGの成功の主な要因の1つは、データベースクエリーをスピードアップするためのグラフィック・カード(GPU)利用についてのフライブルク大学との研究協力だった。
クリスティアン・ラウエ氏は、自分自身をスタートアップ企業の創立者、連続起業家だと考えているから離れるのだと語っている。同氏は「私の強さはハイテク・スタートアップ企業を設立し、50人から100人の従業員を持つ企業になるまで最初の成長段階をともにすることである。私は企業を育て上げるために明白な技術的、商業的ビジョンを使う。企業が自らの2本の足で立てるようになると、創立者としては自力で進めるようにして、次の段階の成長を確立した経営チームに任せなければならない」と述べている。
Jedoxの前にクリスティアン・ラウエ氏は1991年にGraphitti Software GmbH、1997年にIntellicube Software AGを設立した。急成長の後、両社を離れるまで同氏は経営に成功していた。
Jedox AGのティロ・シュミット監査役会長は「クリスティアン・ラウエ氏のイノベーション力とビジョンはJedox AGの成功に不可欠の要素だった。同氏の仕事のすべて、同氏とその夫人が示した偉大なコミットメントに対し、われわれは同氏に感謝する。われわれはドイツに彼のような創業者がもっと多く出ることを望んでいる」と語っている。
Jedox AGの監査役会メンバーであるeCAPITAL Partners AGのポール・ヨセフ・パットCEOは「国際的に認められた技術リーダーとしてのJedox AGは現在、セルフサービス・ビジネス・インテリジェンス・ソリューション向け需要の着実な成長から利益を得られる素晴らしい立場にある。監査役会と緊密な協力を続けてそれに伴う成長の可能性を増やしたいと期待している」と述べている。
▽Jedoxについて
フライブルク・イム・ブライスガウに本社を置くJedox AGはセルフサービス・ビジネス・インテリジェンス、アナリティクス、パフォーマンス管理ソリューションの有力プロバイダーである。そのサービス範囲はソフトウエア、サポートに加えて実行、メンテナンスも含まれている。Jedox Academyもモジュラーコースと訓練を提供している。5.0のリリース以降、同社のソフトウエアは無料の基本バージョンと使用料ベースのプレミアム・バージョンが初めて入手可能になった。http:www.jedox.com
▽問い合わせ先
Jedox AG:
Presse@Jedox.com,
Tel. +49-761-15147-0
ソース:Jedox AG
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