AsiaNet 56987
共同JBN 0631 (2014.6.9)
【ハミルトン(バミューダ諸島)6月9日PRN=共同JBN】アジア太平洋地域およびベンガル湾での海洋オフショアでのエネルギー開発に取り組んでいるSeacrest Groupに支援を受けるE&P企業、AziPac Limited(以下AziPac)はインドネシアのBone PSCオフショア開発権益に40%参加したと発表した。
契約によると、AziPacは100%子会社のAzimuth Indonesia Limitedを通じて、Bone PSC(生産物分与契約)権益の40%を取得する。
この権益移譲が完了した後は、Bone PSCの権益保有比率はMitra Energy (Indonesia Bone) Ltdが60%、Azimuth Indonesia Limitedが40%となる。
また権益移譲は今後、インドネシア政府の承認を得ることになっている。
Bone PSCはボーン湾の南スラウェシ沖合に位置しており、沿岸から2000メートルまでの深水区域に広がり、鉱区面積は7516平方キロメートル。これはメキシコ湾での327鉱区分、英北海油田の31鉱区分に相当する。
AziPacのディレクター、デービッド・スタート氏は「この優れた鉱区でMitraに参加したことを非常に喜ばしく思っている。Bone PSC区域は石油が非常に有望であること、同時にアジア太平洋地域内で理想的な地理的位置を占めていることの2点の恩恵を受ける区域である。非常に大きな可能性を秘めたこの資産の探査・開発が進むことを楽しみにしている」と述べた。
(編集者注)
Seacrest Capital Groupはエネルギー投資大手の1つで、洋上探査を専門にし、自己資産のレバレッジや、地域的に焦点が当てられている石油・天然ガスのグローバルポートフォリオの地域的探査企業と多様化した関係を構築している。2011年からSeacrest Capital Groupは英国とノルウェーの北海、西アフリカ、アイルランド、東南アジアなどで成功したスタートアップ企業数社に投資した。Seacrestから投資を受けて、AziPacはアジア太平洋とベンガル湾沖の洋上で事業を開始するに当たって強固な足場を築く機会に恵まれている。
ソース:AziPac Ltd.
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