米クラリオン社、CSRとの共同開発により、船舶用最先端エンターテインメント機器に高音質Bluetooth無線オーディオ機能搭載へ

シーエスアール株式会社

From: Digital PR Platform

2014-06-11 11:23


CSR plc(本社:英国 ケンブリッジ ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)は本日、大手車載音響・情報機器メーカーである米Clarion(クラリオン)社が同社の最新の船舶用エンターテインメント機器3製品に、CSRのコネクティビティ―製品と併せaptX オーディオ・コーデックを搭載したことを発表しました。CSRのaptXはクラリオンの船舶用音響ユニットの新製品M704および業界賞を受賞したオールインワン型デジタルメディアレシーバーCMS5とCMS2に搭載され、小型、大型いずれの船舶上でも、ワイヤレスでCDと同等のオーディオ品質を実現します。

これまで、すでに数多くの主要自動車メーカーや一流モバイル電子機器メーカーがaptXを採用することで車載エンターテインメントシステムの性能を向上させており、クラリオンもこれらパートナーの一員となります。今回のクラリオンとCSRとの提携は、さまざまな業界を通じてaptX技術が次世代の車輛・船舶・鉄道・航空機等の設計において非常に重要な付加価値となっていることを示すものでもあります。

クラリオン・コーポレーション・オブ・アメリカのマーケティング・製品企画担当バイスプレジデント、Allen H. Gharapetian氏は次のように述べています。「人々がモバイル機器への依存度をますます強めていく状況にあって、オーディオ配信システムとしてのBluetoothの重要性はこれまでになく高まっています。誰もが音質の劣化のないストリーミングを求めています。当社は、CDと同等の音質を得ることができるソリューションが存在する以上、それに満たないものを選択する余地はありません。aptXによってBluetooth接続を通じた高品位なステレオ音響が保証されるだけでなく、世界中の人々が手にしているスマートフォンと相互接続できるようになります。現在市場で人気の高いSamsung Galaxy S5やHTC One、Sony Xperia Z1といった端末との互換性を確保できる点からも、aptXを採用したのは必然的な選択でした」

Bluetoothが、車載オーディオの提供手段として、ますます重要で普遍的な役割を担うようになる一方で、多くのメーカーはBluetoothの既存の標準コーデックに依拠するだけでは、望みうる最高のオーディオ品質や環境をユーザーに提供することは困難だと考えるようになりました。いち早くこの課題に対処したaptXコーデックは、現在、エンターテインメントシステム設計者が、高音質と低遅延を両立させた無線オーディオの開発に活用できる、市場にある唯一のソリューションであると考えています。とりわけ自動車業界では、次世代製品の設計にCSRのaptXの採用が相次いでいることから、注目度が高まっています。

CSRのビジネスグループ担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・マレー(Anthony Murray)は次のように述べています。「aptX技術がまずスマートフォンに幅広く採用されるようになったことで、クラリオンのような主要車載システムメーカーにも、人々の音楽とのかかわり方が、aptXによって広がりをみせていることが認識されるようになりました。当社は、aptX技術を導入したメーカーに将来にわたって、その製品とaptXとの互換性を保証できるよう、現在市販されている幅広い機種のスマートフォンのできる限りすべてをこの規格に対応するものにしていきたいと考えています。今回のクラリオンとの提携は、人々にこれまでにない快適で新しいドライブを体験してもらうという究極の目標の実現に向け、顧客企業が魅力的な車載インフォテインメント環境を創出するような機器を開発するにあたり、これを責任をもって献身的に支えていくという当社の創業以来の決意と姿勢を形にしたものです」

Bluetoothの「パイプ」の枠内に適合して無線でオーディオを伝送するためには、ビットレート削減の技術を必要とします。CSRのaptXオーディオ技術は、圧縮時にもデータが破損しない非破壊型ソリューションを採用することで、Bluetoothの帯域幅でオーディオを確実に伝送します。音声の全周波数帯域を再現し、Bluetooth接続を経由してもCDと同等の品質が維持できるため、すべての音源をアーティストが意図した通りに再現できます。

CSRは、CSR8350およびCSRC9300を含め、最新の車載向けコネクティビティデバイスの全てにaptXを搭載し、車載用aptXエコシステムの拡大を援護します。また、BlueCore5 MMチップもAEC-Q100に完全準拠しており、次世代以降の車の中でも問題なくaptXによるストリーミングができます。
スマートフォンをはじめ、aptXコーデックに対応する各種最新機器の詳細については、www.aptX.com/jaをご覧ください。
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* 本リリースは2014年6月2日に、米国および英国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。
  原文は (リンク »)  をご参照下さい。

関連リソース(英語)
*高精細画像ダウンロード:  (リンク »)
* CSR aptXの特設日本語ページ: (リンク »)
*CSRオーディオ・コーデックについての詳細: (リンク »)
*CSRの車載用コネクティビティデバイスの詳細
CSR8350: (リンク »)
CSRC9300: (リンク »)
*CSR BlueCore5 MMの詳細: (リンク »)

*米クラリオン社船舶用音響ユニットM704: (リンク »)
*米クラリオン社 オールインワン型デジタルメディアレシーバーCMS5の詳細: (リンク »)

CSRについて:
CSRは、位置情報検知(ナビゲーション)、メディアリッチ、クラウド・コネクティビティの分野に革新的なシリコンおよびソフトウェア・ソリューションを提供するグローバル企業です。当社のプラットフォームは車載ナビおよびインフォテインメント、デジタルカメラ、画像処理、家庭用インフォテインメント、ワイヤレス・オーディオ市場向けに最適化されています。CSRは、オーディオビジュアル、コネクティビティおよびロケーション・テクノロジーなどの様々なマーケットで多様化する課題に対応するソリューションを提供し、それらは自動車、コンピュータ、家庭用および携帯機器マーケットをリードする主要企業に採用されています。CSRの代表的なテクノロジー・ポートフォリオには、GPS/GNSSシステム、Bluetooth、Wi-Fi、FM、NFC、aptXおよびCVCオーディオ・コーデック、JPEG、MPEG、H.264画像処理、IPS印刷、マイクロコントローラ、DSPおよびブロードバンド・レシーバー等が含まれます。これらテクノロジー・ソリューションおよびマーケット・プラットフォームを活用頂くことで、採用メーカーはエンドユーザーに優れたユーザー体験をご提供いただけます。さらに詳しい情報および最新情報は
当社Website  (リンク »)  technical blog CSR people blog
及びSNSサイト YouTube, Facebook , twitter.com/CSR_plc. をご覧ください

米国クラリオン・コーポレーションについて
米国カリフォルニア州サイプレスに本社を置くクラリオン・コーポレーション・オブ・アメリカは、クラリオン株式会社(本社:さいたま市)の米国現地法人で、2006年から日立グループの連結子会社となっています。クラリオンは1940年の創業以来、車載音響機器メーカーとして常に世界の市場をリードし、車載向けモバイルエンターテインメント、ナビゲーション、インフォテインメント、通信、安全・セキュリティ機器の研究開発、エンジニアリング、設計、製造、販売およびマーケティングを行っています。一般車の他、船舶、RV車、業務用車両、重工業用車両向けに幅広い製品を提供し、その優れた設計と革新性、サポートおよび製造体制、製品の信頼性の高さによって、さまざまな第三者機関から数々の賞を受賞しています。クラリオンは欧州、南北アメリカ、アジアおよびオーストラリアに営業子会社を擁しています。
クラリオンの詳細については、以下をご参照ください。
ホームページ:www.clarion.com
Facebook: (リンク ») (クラリオン・コーポレーション)
Twitter: (リンク ») (クラリオン・コーポレーション)

<CSR製品に関するお客様、ユーザー様お問い合わせ先>
シーエスアール株式会社
深田 学
電話:03-6403-7100 Email: prjp@csr.com

将来予想に関する記述 
本プレスリリースには、CSR のaptXコーデック及び各種Bluetooth Smart プラットフォーム並びにそれらが車載関連機器または家電製品に搭載された場合に発揮される性能、ならびにその他の将来発生しうる事象またはそれらがCSRに及ぼす潜在的影響について、過去の事実以外の情報であって、かつ米国の1995年民事証券訴訟改革法(United States Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において「将来予想に関する記述(forward looking statements)」との解釈が成り立ちうる声明(将来の事業または業績に関する経営陣の計画及び目標に関する所信表明、またはそれらに関する仮定を含む)を含んでいます。これらの予想に関する記述は、「予定である」、「提供できる」、「提供する」、「可能にする」、「強化する」、「実現する」、「設計されている」、あるいはそれらに類似した表現で特定できます。CSR のaptXコーデック及び各種Bluetooth Smart プラットフォーム並びにそれらが車載関連機器または家電製品に搭載された場合の今後のリリース、関連製品、またはこのような製品の性能、機能、または特徴の変更は、CSRおよびその顧客の継続的な評価の対象であり、実現されるかどうかは不確実であり、CSRまたはその顧客の確約と見なすことはできず、購入の判断に利用するべきではありません。このような予想に関する記述は、CSRの経営陣の現時点での予想と見解を表しており、CSRの事業戦略とCSRが事業を行う環境に関与する多数の仮定の上に成り立っているため、未知または既知のリスク、偶発性、不確実性、およびその他要因が複雑に関連しており、その多くはCSRが管理しうる範囲外に属します。これらの要因の一部は、SECのWebサイト( (リンク ») )で公開されているCSRの定期レポート(「Risk Factors(リスク要因)」または「Forward Looking Statements(将来予想に関する記述)」という見出しの下、またはその他の箇所)で詳述されていますが、それらに限定されません。予想に関する各記述は、その日付の時点での記述です。法に定めのある場合を除き、CSRは、ここに記載されている予想に関する記述について更新または改訂があった場合でも、公式にリリースする責任を負いません。
*BluetoothおよびBluetoothロゴは、Bluetooth SIGが所有する商標であり、CSRにライセンスされています。
Wi-Fi, Wi-Fi Alliance, WMM, Wi-Fi Protected Access, WPA, WPA2, Wi-Fi Protected Setup 及び Wi-Fi Multimedia はWi-Fi Allianceの登録商標です。.
*本文書に記載されているその他の製品、サービス、名称は、該当するそれぞれの所有者の商標または登録商標である場合があります。

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