日本製粉株式会社
東福製粉(株)株式に対する公開買付けの開始について
日本製粉(株)(社長 小寺春樹)は、本日開催の取締役会において、東福製粉(株)(東京証券取引所第二部、福岡証券取引所、以下「対象者」といいます。)の普通株式を金融商品取引法(昭和23年法律第25号)に基づく公開買付けにより取得することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
なお、詳細につきましては、別添資料をご確認下さい。
添付資料:東福製粉株式会社株式(証券コード2006)に対する公開買付け開始に関するお知らせ
記
1.経緯および目的
当社は、対象者と平成19年10月に開発・調達・製造・販売・物流の各分野において業務提携基本契約を締結し、平成20年11月に持分法適用関連会社としております。
世界的な小麦相場の高騰や外国産小麦の売渡制度の変更、将来的な少子高齢化の進行等による製粉業界を取り巻く昨今の厳しい事業環境に鑑み、将来に向けて相互に連携した一層の企業競争力強化が急務であります。
両社の成長の加速を目指すことは当然のことであり、より強固な資本関係の下で協力し迅速な事業推進につとめ、双方の経営基盤、事業ノウハウ、経営資源などを融合し、従来以上の事業シナジーを実現させ、両社の企業価値を一層向上させるため連結子会社にすることを目的とします。
2.本公開買付けの概要
(1)実施者 日本製粉株式会社
(2)対象者 東福製粉株式会社
(3)公開買付価格 普通株式1株につき161円
(4)買付予定株数 2,837,000株(上限)
(5)当社の持株比率 買付前:22.63%、買付後:51.00%
(6)買付代金 456,757,000円
(7)届出当初の買付け等の期間 平成26年7月1日(火)から平成26年7月29日(火)
3.東福製粉株式会社の概要
(1)名称 東福製粉株式会社
(2)所在地 福岡県福岡市中央区那の津四丁目9番20号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 野上 英一
(4)事業内容 小麦粉、ミックス粉等の小麦その他農産物を原料とする物品の製造及び販売、麺類、穀類等商品の仕入、販売、倉庫業、及び不動産賃貸事業
(5)資本金 500百万円(平成26年3月31日現在)
(6)設立年月日 昭和7年10月9日
(7)大株主及び持株比率 (平成26年3月31日現在)
日本製粉株式会社 22.63%
野上 英一 10.09%
丸紅株式会社 7.60%
三井住友信託銀行株式会社
(常任代理人日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社) 4.76%
株式会社西日本シティ銀行 4.76%
株式会社福岡銀行 4.00%
木徳神糧株式会社 3.47%
田村 昭夫 3.44%
日新火災海上保険株式会社 3.14%
熊本製粉株式会社 3.00%
(8)上場会社と対象者の関係
●資本関係
当社は、本日現在、対象者株式2,263,000株(株式所有割合22.63%)を所有し、対象者を持分法適用関連会社としております。
●人的関係
当社の顧問1名(池井一海)は対象者取締役を兼務しております。
●取引関係
当社は、対象者から小麦粉の仕入や、対象者に対して小麦粉、プレミックスの販売や必要に応じた資金の提供(対象者による借入)を行っております。
●関連当事者への該当状況
対象者は、当社の持分法適用関連会社であるため、対象者は当社の関連当事者に該当します。
(注)「(7) 大株主及び持株比率(平成26年3月31日現在)」における持株比率の記載は、株式所有割合を記載しております。
4.今後の見通し
2015年3月期の当社連結業績予想への影響は軽微です。
以上
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。