第1弾『ビジネス倫理学入門』を6月30日(月)に発行

文京学院大学

From: Digital PR Platform

2014-06-17 10:05


文京学院大学総合研究所(所長:櫻山 義夫)は、文京学院大学総合研究所叢書を創刊し、その第1弾としてセント・ベネディクト大学およびセント・ジョンズ大学のジョゼフ・R.デジャルダン教授の著書『ビジネス倫理学入門』を2014年6月30日に発行します。

文京学院大学総合研究所は、本学専任教員の学術に関する研究および教育の支援を目的とした組織であり、これまで教員の共同研究の推進や出版の助成などの活動を展開してきました。

この度、学術振興の一環として大学出版局の役割を担い、「文京学院大学総合研究所叢書」を創刊します。第1弾は、アメリカでは包括的かつ基本的な教科書として広く用いられている『An Introduction to Business ethics, Fourth Edition』(ジョゼフ・R.デジャルダン著)を翻訳した『ビジネス倫理学入門』を発行します。ジョゼフ・R.デジャルダン教授の著書は学部レベルの学生に向けた基礎教育の教科書として高く評価されていて、本著もビジネス倫理のテーマを幅広く扱っています。各章の冒頭では実際の企業でおきた有名事例を紹介しているため、学生が現実社会の問題とリンクしながら学ぶことができるよう設計されています。

本学はジョゼフ・R.デジャルダン教授の勤めるセント・ベネディクト大学およびセント・ジョンズ大学と提携し、教員・学生間の交流を活発に行っています。本書の翻訳は、資本主義社会で身に付けるべきリベラル・アーツのひとつである「ビジネス倫理」の考えを日本に広めることはもちろん、両大学との教育連携をより密にする目的も持ちます。今後は「ビジネス倫理」に関する日本の事例を集めた日本版の教科書を作成し、将来的には日米で共通のグローバル・カリキュラムの開発を目指しています。

文京学院大学総合研究所では、今後も本学教員の研究分野をベースに社会に資する内容の研究書を、毎年1~2冊刊行していく予定です。


【 『ビジネス倫理学入門』 目次 】

第1章 なぜ倫理学を学ぶのか (事例:バーナード・マトフのポンチ講)
第2章 倫理学理論とビジネス (事例:AIG社の賞与と役員報酬の上限)
第3章 企業の社会的責任 (事例:ウォルマートは社会的責任を果たし、環境を保護しているか)
第4章 企業文化、企業統治、倫理的リーダーシップ (事例:スティーブ・ジョブスの健康は彼個人の問題か)
第5章 仕事の意味と価値 (事例:社会企業と社会企業家)
第6章 職場における道徳権 (事例:仕事における電子プライバシー)
第7章 従業員の責任 (事例:サブプライム住宅ローンとエンロンにおける利益相反)
第8章 マーケティング理論-製品の安全性と価格設定- (事例:製品のライフ・サイクル責任)
第9章 マーケティング理論-広告とターゲット・マーケティング- (事例:サブプライムローンとクレジットカード)
第10章 企業の環境責任 (事例:持続可能企業)
第11章 多様性と差別 (事例:逆差別か)
第12章 国際ビジネスとグローバル化 (事例:グーグルと中国ビジネス)


【 『ビジネス倫理学入門』発刊概要 】

書名: 『ビジネス倫理学入門』
著者: ジョゼフ・R.デジャルダン
翻訳: 文京学院大学グローバル・カリキュラム研究会
(島田燁子、小泉博明、吉田修馬、田中雅子、大野和巳、道谷里英、西村信勝、馬渡一浩、中山智晴、石黒久仁子)
発行: 文京学院大学総合研究所
定価: 2,500円(税別)
刊行日: 2014年6月30日
仕様: B5版
ページ数: 304ページ
ISBN: 978-4-905194-72-9
販売店: 全国の書店


【 文京学院大学総合研究所について 】

■役割
本学専任教員の学術に関する研究ならびに本学の教育を支援することを主たる役割として、1997年に設立しました。各教員の個別研究を支援することはもちろん、学内教員による共同研究の推進も担っています。毎年5月中旬に発表会を実施し、論文は『文京学院大学総合研究所紀要』として発行しています。

■所長
櫻山 義夫(外国語学部教授)

■主な活動
・各部門の理論的および実践的研究の支援
・教育・研究業績の発表および刊行
・資料の収集、整理および保存
・研究業績の出版助成
・総合研究所叢書の発行

■WEBサイトURL
(リンク »)


<本件に関するお問い合わせ先>
文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室)
担当:三橋 / 山口
部署番号: 03-5684-4713
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