AsiaNet 57106
共同JBN 0678 (2014.6.19)
【ルンド(スウェーデン)2014年6月19日PRN=共同JBN】マルチタッチ・システムの大手プロバイダーであるFlatFrog Laboratories ABは19日、業界をリードする大型タッチ・ソリューションへのパームレジェクション対応の提供開始を公表するともに、今後も同社の特許ポートフォリオを拡大していくことを発表した。
▽FlatFrog Touchに組み込まれたパームリジェクション
タッチスクリーンを使用する際によく知られた問題は、タッチテーブルやタブレットなどの大型タッチスクリーンにユーザーの手のひらが不意に接触せいて生じる誤入力である。この問題は、スクリーン上でタイプしていたり、ナビゲートしていたり、さらには絵を描いていたりする際に、ユーザー体験の劣化につながる誤ったタッチを生じさせる。この問題を解決するため、OEMは極めて高価なアクティブ・デジタイザー、アクティブ・スタイラス技術を使用しなければならない。FlatFrogはアクティブ・デジタイザーを追加することなく同じ性能をOEMに提供することができる。これによって、ユーザーは手のひらをタッチスクリーン上に乗せていても指かパッシブ・スタイラスのいずれかを使って優れたタッチ性能を発揮できることになる。
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FlatFrog Touchは、同社のすべての製品(現在15インチから65インチまで)にパームレジェクション機能を提供することによって、重要な顧客に差別化した機能を提供していく。
▽FlatFrogが主要特許を取得
米特許商標庁はこのほど、FlatFrogの光学In-Glass(商標)タッチ技術である「操作をコントロールするためのタッチセンシティブ・システムとその方式」に関し、米特許No. US 8,686,974を発行した。この特許認定によって、基礎となるコア技術自体およびその関連に特許保護が促進される。
光学In-Glass(商標)タッチの基本構造を最初に開発したFlatFrogは、最高の光学的透明度を備えた高性能、低コスト、マルチタッチ・パネルで業界最強のIPポジションを築いた。同社は現在、13件の米国認可特許、世界で認可を受けた約40件の特許のポートフォリオをはじめ80件以上の出願中特許を擁している。これらすべてはあらゆるサイズのタッチスクリーンにおける光学In-Glass(商標)タッチ・システムの設計、製造、設置に関連している。
FlatFrogのドワニ・ビアス最高経営責任者(CEO)は「FlatFrogは、パームリジェクションを新たに加えたIn-Glass(商標)タッチ技術によって、今後もマルチタッチにおける同社のリーダー的地位を強化するとともに、必要なIP特許申請によって当社のテクノロジーとイノベーションを積極的に保護していく。今回新たに特許が認定されたことによって、当社のIPポートフォリオはさらに強化され、当社をはじめ当社の顧客、パートナーに大幅な競争的優位が提供される」と語った。
▽FlatFrogについて
FlatFrogは特許があるIn-Glass(商標)タッチ技術でタッチ業界を革命的に変化させている。
FlatFrogの製品は完全はタッチおよび閲覧体験を提供する。FlatFrog Laboratories ABの本社はスウェーデンのルンドにある。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:FlatFrog Laboratories AB
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