JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、6月13日、本部において、「平成25年度地熱部事業成果報告会」を開催し、地熱部が設置された平成24年9月以降取り組んできた地熱関係の事業成果について公開しました。
JOGMECは、平成24年9月、「独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法」の改正に伴い地熱部を設置し、地熱資源開発の支援業務として助成、出資・債務保証、技術開発、情報収集・提供に取り組んできました。
再生可能エネルギーのひとつである地熱資源は、世界有数の地熱資源が賦存する日本において、地熱貯留層の存在を探査し能力を適正に評価して運用すれば、長期的に安定的な発電源として期待できる一方、見えない地下のエネルギーを扱うため、いわば「掘ってみなければわからない」という資源リスクを伴います。JOGMECは、地熱資源開発を行う企業に対して助成金交付、債務保証を行うとともに、JOGMECの自主事業として国内の地熱資源ポテンシャル調査や技術開発に取り組んでいます。
報告会では、「人工涵養による地熱貯留層管理技術の開発」や「空中重力偏差法による地熱資源ポテンシャル調査」など最新技術へのJOGMECの取り組みを報告するとともに、助成金交付事業において各事業者が取り組んだ地熱井掘削や調査に適用した新技術、独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)(本部:神奈川県川崎市、理事長:古川一夫)が地熱発電関係で取り組んだ技術開発などのトピックスが紹介されました。
参加者は、241名を数えほぼ満席の盛況ぶりで、12件の報告に対し予定時間を越して活発な質疑が行われました。
当日の報告資料や報告会の様子は、JOGMECのWEBページ「地熱資源情報」から順次公開していきます。
JOGMECは、今後も報告会やWEBページなどを通して、民間企業等の地熱資源開発に有益な情報等を提供していきます。
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