AsiaNet 57194
共同JBN 0717 (2014.6.26)
【モスクワ2014年6月26日PRN=共同JBN】Ulmartはロシアのインターネット小売りのリーダーとしての栄誉に甘んじることなく、同社の業績水準をさらに高めるための最初の一歩を踏み出した。UlmartのA-Teamは、ロシアの起業家の多くがよいアイデアを思いついても小売りプラットフォームがないため、それを開発することができないと考えていることに着目した。展示会や、ソーシャルネットワークのサイトや、友人らに商品を販売しなければ、販売を増やすことは極めて難しいことは明白である。
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Ulmartのプロジェクトは同社の明確な競争的優位を重点的に活用し、約400のピックアップ/オーダー・ポイント(アウトポスト)がある広範なネットワークを積極的に利用する。
この「プリ・ラストマイル」インフラストラクチャーは、Ulmartがロシアの消費者の85%近くに配送できる重要な要素の1つであり、同社はこのインフラを使って2014年には16億5000万ドル(VATを含む)の売上高を目標に設定している。
消費者は、Ulmartの電子カタログ(現在6万7000SKU)を通じてロシアの小企業が提供する商品を見つけることができる。売り主はこの商品をアウトポストに配送しなければならない。売り主は商品を掲載するUlmartに対し、販売価格に基づいた手数料と、Ulmartがアウトポストに配送する追加料金を支払う。
Ulmartのコミュニケーション担当ディレクターでA-Teamメンバーであるブライアン・キーン氏は「この方法による販売は2018年には当社の売上高のかなりの部分を占めることになるとみている。この取り組みは小企業への「サービス」であり、消費者にとってのメリットとなる。ロシアのオンライン買い物客は探している商品をUlmart.ruで見つけてもらいたい。またこのプロジェクトが当社の業績レベルをさらに押し上げると確信している」と語った。
Ulmartプラットフォームで販売される商品は広範囲に及ぶが、確かなことは、すべての商品がロシアにある小企業が提供したものになることである。A-Teamはモバイル機器用のソーラー充電器、高性能な外部スピーカーなどテクニカル商品を優先的に取り扱う。
キーン氏は「小規模のロシア起業家の頭脳や努力から生まれたグッドアイデアがエレクトロニクスのカタログに掲載される可能性が大きい」とも語った。
ちなみに、A-TeamはUlmart社員で構成されるグループで、アイデアを思いつき、それを経営陣に提案するさまざまな専門知識を備えている。A-Teamは国外在住のロシア人のために発注ポイントを設ける独自のアイデアを思いつき、ロシア政府がBitcoinを禁止する前はBitcoinの利用を開始しようとしたが、禁止されたために国内向けの販売アイデアを打ち出した。
ソース:Ulmart
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