電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会
「電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会(exPD)」発足のご案内
2002年に日本薬剤師会から「薬歴簿の電子保存に関するガイドライン」が公表されて十余年、現在では多くの薬局で電子薬歴システムの活用が進んでいます。この間、保険薬局をとりまく環境は大きく変化し、薬局のM&Aもタブーとして語られない時代になってきました。また、電子薬歴システムの進化も著しく、ニーズの変化に合わせてシステムの更新を希望される薬局も年々増えています。
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」では、『医療機関等で医療情報を長期保存する際、システム更新に伴い新旧システム間での情報の互換性を保ち旧システムで保存された医療情報を確実に読み出せるという、「新旧システムで医療情報の相互利用性」を確保することは、電子保存の見読性及び保存性原則確保の点からみても医療情報システムの必須の要件である』としています。今後の更なる電子薬歴システムの進化と普及のためにも、異なるメーカーの電子薬歴システムへスムーズに移行できる環境を用意することは、我々電子薬歴メーカーの責務と考えております。
そこで、この度本会の趣旨にご賛同頂きました下記14社により「電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会(exPD:association for exchange of Pharmacy electronic medical record Data)」を発足させる運びとなりました。
電子薬歴データの移行に関する中間ファイルの標準仕様を共有化することで、他社電子薬歴システムへのスムーズな薬歴データ移行が可能となります。本会参加メーカー間におきましては、本年8月よりこのデータ移行環境を逐次準備して参ります。また、今後本会の趣旨にご賛同頂ける電子薬歴開発メーカーに、本会が定める標準仕様を積極的に広げて参りたいと考えております。保険薬局並びに関係諸団体の方々には、ぜひともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会 委員長 亀田 裕文
― 記 ―
1. 発起人
株式会社ユニケソフトウェアリサーチ(委員長企業) 代表取締役社長 亀田 裕文
株式会社グッドサイクルシステム (事務局企業) 代表取締役 遠藤 朝朗
2. 参加企業 (社名50 音順)
(1) 株式会社EMシステムズ
(2) 株式会社Windy
(3) 株式会社グッドサイクルシステム
(4) コスモシステムズ株式会社
(5) コラソンシステムズ株式会社
(6) 株式会社シグマソリューションズ
(7) 株式会社ズー
(8) 株式会社ネグジット総研
(9) ノアメディカルシステム株式会社
(10) 日立メディカルコンピュータ株式会社
(11) 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
(12) 株式会社モイネットシステム
(13) 株式会社ユニケソフトウェアリサーチ
(14) 株式会社両毛システムズ
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。