▼「野菜の日」について
「野菜の日」は、全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合が、野菜についての認識を生活者に深めてもらいたいという目的で、1983年に制定した記念日です。「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合せから、「8月31日」に制定されています。
▼「レシピブログ」について
「レシピブログ」は、“料理”をキーワードにした日本最大級の料理ブログのポータルサイトです。「料理」「食」「暮らし」というテーマについてブログを開設していて、高いアンテナと情報発信力を持つ高感度な"パワーブロガー"をネットワークしています。現在までの登録ブログ数は約15,000件、ブログ投稿記事数は、累計430万件以上(2014年8月現在)にのぼっています。
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■10~60代に聞いた、「好きな野菜」ランキング1位はトマト!
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今回の調査ではまず、トレンド総研で普段の「野菜」の摂取状況について調べました。
はじめに、「野菜を食べる頻度」について聞いたところ、もっとも多かった回答は「1日2食程度」で38%という結果に。以下、「1日1食程度」(36%)、「1日3食以上」(16%)と続き、多くの人が毎日野菜を食べていることがわかります。また、「もっと野菜をたくさん食べたいと思いますか?」という質問では、86%が「そう思う」と回答。野菜を積極的に摂りいれたいという意向を持っている人が大半のようです。
そこで、「最も好きな野菜」について聞いたところ、ランキングは次のような結果になりました。
Q:最も好きな野菜は何ですか?(単一回答)
1位:トマト(119人)
2位:じゃがいも(55人)
3位:たまねぎ(54人)
4位:キャベツ(38人)
5位:なす(30人)
6位:きゅうり(25人)
7位:カボチャ(23人)
8位:さつまいも(21人)
9位:アスパラガス(19人)
10位:レタス(18人)
他の野菜に圧倒的な差をつけて、最も高い人気を獲得したのが「トマト」。今回の調査対象である10~60代の、全年代で1位を獲得しており、世代を超えて愛される野菜であると言えます。
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■「かけトマ」で調味料・トッピング代わりに、「スイーツ」の材料に・・・
生で食べるだけじゃない!幅広い楽しみ方が人気に
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そこで今回の調査では、多くの年代の男女が「好きな野菜」として挙げた「トマト」について、さらに詳しく調査をおこないました。
まず、「トマトを食べる頻度」としては「週に1~2日くらい」(33%)が最も多く、以下、「週に3~4日くらい」(26%)、「週に5日以上」(18%)と続きました。また、「トマトは朝食・昼食・夕食、いつ食べることが多いですか?」という質問では、「どちらかといえば夕食が多い」(63%)が多数派となり、夕食の定番食材として認識されているようです。
また、「トマトの食べ方として、試したことがあるもの」を聞くと、「そのまま食べる」(88%)、「調味料をかける」(68%)、「トッピング(飾り付け)に使う」(46%)、「煮込み料理の具材にする」(43%)、「スープなどのベースに使う」(35%)など、実にさまざまな回答が挙がりました。
なお、中には、最近トレンドとなっている「塩トマト」(「塩レモン」のように塩漬けにしたトマト)や、「かけトマ」(おかずの上にかけるための、味付けした角切りトマト)に代表されるように「調味料代わりに使う」という人も27%と4人に1人に。さらに、トマトスイーツを提供する店舗が増えたこともあってか、「スイーツ・デザートにする」(7%)という回答も目立ちました。ちなみに、トマトを使ったスイーツについては、53%と半数以上が「抵抗はない」と答えています。
そのほか、「おすすめのトマトの食べ方・楽しみ方」について聞くと、次のような回答が。
・「そうめんの上にかける」(65歳・男性)
・「オリーブオイルで和えたトマトを冷奴にかける」(31歳・女性)
・「お味噌汁の具にする」(35歳・女性)
・「カレーの具にする」(17歳・男性)
・「凍らせたトマトをおろし器ですりおろし、塩をかけてトマトかき氷に」(27歳・男性)
・「アイスクリームをかけて食べる」(52歳・男性)
・「皮をむいたトマトを杏露酒(あんずのお酒)に浸けて冷やす」(47歳・女性)
おかずの調味料・トッピング代わりにする、具材の1つとして活用する、おやつ・おつまみとして楽しむなど、さまざまな回答が挙がりました。どんな食材とも相性がよく、いろいろな食べ方ができることが、トマトが高い人気を誇る理由の1つであると言えそうです。
[調査概要]
・調査期間:2014年8月13日~8月14日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:10~60代 男女600名
・調査機関:トレンド総研
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■トマトのユニークな食べ方・・・レシピブログでも、さまざまな投稿が!
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「レシピブログ」編集長・久永千恵
今回の調査結果の通り、トマトは老若男女から好まれている野菜。「レシピブログ」でも、トマトを使った料理は、現在10万点以上投稿されており、(※2014年8月現在)人気の高い食材の1つです。
トマトを使ったレシピの大きな特長と言えるのが、その活用法の幅広さ。単に生野菜として食べたり、具材として使ったりするだけでなく、特にここ数年はユニークなアレンジレシピが目立つようになりました。
例えば、最近よく見かけるのが、「かけトマ」という新しい食べ方を取り入れたレシピ。角切りにしたトマトを、塩コショウなどで味付けして、おかずの上にかけるというものです。「調味料」代わり、「トッピング」代わりとして重宝されているようで、肉料理・野菜料理・卵料理など、さまざまなジャンルのレシピで応用されています。「レシピブログ」でもこの流れを受け、今年の2月に「かけトマ」レシピコンテストを実施しましたが、その際も実に450点以上の応募レシピが集まる大反響を得ました。
▼おうちのトマトでカンタン!ヘルシー!彩りバッチリ「かけトマ」レシピコンテスト
(リンク »)
また、ブームになった「塩レモン」にならって、トマトを塩漬けにした「塩トマト」も話題になっています。「塩レモン」以上にアレンジの幅も広がるので、トッピングに使ったり、炒め物に加えたりと重宝しそうです。
そのほか、野菜スイーツが再トレンドになったことを受けて、トマトを使ったスイーツレシピにも注目しています。初心者へのおすすめは、ゼリーやシャーベットなどの冷たいデザートです。自然な甘さで、お子様のおやつにもぴったりだと思います。また、まだまだ暑い今の時期は、トマトを凍らせて削り、かき氷風にするのも良いかもしれません。
ちなみに最近では市販品においても、シュークリーム・チーズケーキ・アイスクリームなどにトマトを活用した「トマトスイーツ」がたびたび話題となっているほか、トマト焼酎・トマトリキュールなどの「トマト酒」、「かけトマ」調味料やトマトぽん酢、トマトジャムといった「トマト調味料」も登場しています。
今回の調査結果の通り、トマトは年代・性別を問わず人気が高い、「愛され野菜」の代表格。新しい食べ方もぞくぞく登場しており、野菜が不足しがちな現代人の救世主とも言えるかもしれません。
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