ドイツに本拠をおくオーディオ・ソリューション・プロバイダーのAudivo社は、CSR plc(ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)のネットワーク・オーディオ・ソリューションVibeHubをベースとした世界初のSOM(システム・オン・モジュール)を発表しました。Audivo Multiroom Audio Solution(以下、「AMAS」)は、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業が、自社製品へのネットワーク・オーディオ機能の追加にあたり、煩雑な設定などを要することなく、きわめて短期間かつ容易にこれを開発、搭載できるようにしたソリューションです。
今年初頭にCSRが発表したVibeHubプラットフォームを利用すれば、ワイヤレス・スピーカー、インテリジェント・オーディオ・アダプター、ネットワーク・オーディオ・アンプなどさまざまなコネクテッド・オーディオ製品を開発することができます。これらの機器はCSR VibeHub SyncLock:テクノロジーを利用してデジタル・メディア・サーバーやモバイル・デバイスなど複数のソースからコンテンツを取り込み、家庭内に音声を同時に配信できます。優れた同期技術により、家庭内を歩いて別の部屋に移動しても、遅延が気になるようなことはありません。
Audivoのビジネス・デベロップメント・マネージャーであるトーマス・ウォルフ氏は、次のように述べています。「市場に存在するネットワーク・オーディオ・ソリューションの中で、VibeHubの性能が最も高く、最も柔軟性に優れていることがわかりました。ODM各社は、ネットワーク・オーディオ製品の市場投入に際し、その複雑な特性に起因した不必要な製品リリースの遅れを生じることがあります。今回、CSRのソリューションと、最新テクノロジーを簡単に利用できるように工夫してきたAudivoの経験とを組み合わせることで、ODM企業が自社製品にネットワーク・オーディオ機能を組み込む際に直面しうるあらゆるリスクを低減し、そこから派生する想定外のコストを削減します」
VibeHubの拡張ネットワーキング機能により、Apple社のAirPlayをはじめとする現在一般的な多様な無線ストリーミング・プロトコルとの互換性が確保されるため、エンドユーザーが製品を購入する際にも、特定のエコシステムの範囲内での選択に縛られることはありません。CSR VibeHubは、アナログ入力、Ethernet/WLAN経由でのUPnPおよびDLNAソース、Bluetooth接続時にも、高音質なオーディオ品質を確保するコーディング技術であるCSRのaptXをすでにサポートしています。AMASはこれらの機能を基本装備し、インターネット/DABラジオおよび高品位音楽サービスが組み込まれているほか、スマートフォンおよびタブレット向けの高機能iOS/Androidアプリも用意されています。
CSRのビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデントであるアンソニー・マレーは、次のように述べています。「CSR VibeHubの目的は、ODM企業が、家の中のあらゆる場所で、音楽を同期しながら楽しむことができるような優れたオーディオ製品を開発するにあたり、エンドユーザーの導入費用を低く抑えられるような価格で迅速に市場に投入できるようにすることです。CSRは現在、人々がそれぞれの嗜好やニーズに合わせて家庭用オーディオ・ネットワークを構築できるようにするため、CSR SyncLockをベースとしたきわめて柔軟でオープンなエコシステムを構築しているところです。Audivo社は、これに一層の柔軟性と機能を兼ね備え、驚くほど簡単に組み込むことのできる単体モジュールの形で提供するという価値を付加しました。CSRは、多くのメーカーがこのソリューションを採用することで、豊富な機能と高い柔軟性を備え、かつ簡単に使いこなすことのできるネットワーク・オーディオ・システムが、エンドユーザーにとって現実のものになるだろうと期待しています」
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本プレスリリースは2014年8月21日(現地時間)に、英国および米国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。
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関連リソース(英語):
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製品画像(2)(3583KBJPG)
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ネットワークホーム・イメージ図: (リンク »)
*CSR VibeHubの関連リリース(和文):
「CSR、ネットワーク・オーディオ機器向けの非常に柔軟なプラットフォームを発表
~VibeHubが、オーディオ機器メーカーによるマルチルームホームネットワークオーディオ機器開発を加速~」
(リンク »)
* CSR VibeHubについての詳細(英文): (リンク »)
* CSR VibeHub SyncLcok Technologyについて: (リンク »)
*Audivo Multi-room Audio Solutionの詳細: (リンク »)
CSRについて:
CSRは、お客様が世界中のエレクトロニクス市場で成功をおさめるための様々な課題を解決し、革新の核となる技術を提供します。CSRの技術者たちが精力的に開発しているのは、ボイス&ミュージック、ドキュメント・イメージング、車載インフォテインメント、Bluetooth Smart、屋内測位システムを中心とした高機能な半導体、ソフトウェア、サービスです。CSRは、世界各地の先進のお客様と連携し、お客様の優れた発想を、市場をリードする製品へと結実させるため、高機能かつ他製品との差別化を図ることのできるテクノロジー・プラットフォームを提供しています。詳細については、 (リンク ») をご覧ください。また、CSRの最新の情報は、テクニカル・ブログ、担当者ブログ、YouTube、Facebook、Twitterでも発信しています。CSRの無線オーディオ・コーデックであるaptXの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
Audivo社について
ドイツのバイエルンに本拠を置くAudivo GmbHは、世界のさまざまな家電ブランド向けに高品位オーディオ・ストリーミング・ソリューションを提供しています。Audivo社のテクノロジーは、数々の受賞歴を持つ多数のハイエンド・ストリーミング機器に採用されています。1995年に世界初のポータブルMP3プレーヤーを開発したのを皮切りに、同社は2003年にネットワーク接続オーディオ・ストリーミングの分野に進出しました。Audivo社は、HWモジュール、即時搭載可能な各種ソリューション、カスタマイズされたハードウェア/ソフトウェア・ソリューション(アプリを含む)を生産し、優れた信頼性と現場で実証された製品開発、優秀なサポートで知られています。詳しくは、www.audivo.com をご覧ください。
<お客様、ユーザー様お問い合わせ先>
シーエスアール株式会社
深田 学
電話:03-6403-7100 Email: prjp@csr.com
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、CSR のVibeHubソリューション及びそれが各種家電製品または機器に搭載された場合に発揮される性能、( Audivo Multiroom Audio Solutionに搭載されたVibeHub テクノロジーの性能を含む)ならびにその他の将来発生しうる事象、またはそれらがCSRに及ぼす潜在的影響について、過去の事実以外の情報であって、かつ米国の1995年民事証券訴訟改革法(United States Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において「将来予想に関する記述(forward looking statements)」との解釈が成り立ちうる声明(将来の事業または業績に関する経営陣の計画及び目標に関する所信表明、またはそれらに関する仮定を含む)を含んでいます。これらの予想に関する記述は、上記につき各々「予定である」、「提供できる」、「提供する」、「可能にする」、「強化する」、「実現する」、「設計されている」、あるいはそれらに類似した表現で特定できます。CSR のVibeHubソリューションまたはそれらの技術を搭載した家電製品、周辺機器またはAudivo Multiroom Audio Solutionに搭載されたVibeHub テクノロジーの性能、機能、または特徴の変更・向上等に際して将来発せられる一連の発表は、そのいずれもがCSRおよびその顧客の継続的評価の対象に服すものであり、実現されるか否かは不確実であり、かつCSRまたはその顧客の確約と見なすことはできず、証券購入の判断に利用するべきではありません。かかる予想に関する記述は、CSRの経営陣の現時点での予想と見解を示すもので、CSRの事業戦略とCSRが事業を行う環境に関与する多数の仮定の上に成り立っているため、未知または既知のリスク、偶発性、不確実性、およびその他要因が複雑に関連し、その多くはCSRによる管理の及ぶ範囲を超える事項に属します。これらの要因の一部は、SECのWebサイト( (リンク ») )で公開されているCSRの定期レポート(「Risk Factors(リスク要因)」または「Forward Looking Statements(将来予想に関する記述)」という見出しの下、またはその他の箇所)で詳述されていますが、それらに限定されません。予想に関する各記述は、その日付の時点での記述です。法に定めのある場合を除き、CSRは、ここに記載されている予想に関する記述について更新または改訂があった場合でも、公式にリリースする責任を負いません。
*BluetoothおよびBluetoothロゴは、Bluetooth SIGが所有する商標であり、CSRにライセンスされています。
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