Civolution社のSyncNowがWOWOWの海外ドラマプロモーション用TV同期アプリに採用

アイティアクセスが、国内の放送局で初めてCivolution社のコンテンツ自動認識(ACR)技術の導入に成功

アイティアクセス株式会社

2014-09-09 18:00

アイティアクセス株式会社(イノテックグループ 本社:横浜市港北区 代表者:鏑木 祥介)は、株式会社WOWOW(本社:東京都渋谷区 代表者:和崎 信哉 以下、WOWOW)とテレビ番組と同期するスマホ・タブレット向けアプリケーション「ドラマ de 英語」向けに、オランダCivolution社製音声電子透かしによる同期ソリューションSyncNow 2nd Screenのサブライセンス契約を締結したことをお知らせいたします。
WOWOWの視聴者は、「ドラマ de 英語」をインストールしたスマホ・タブレットを海外ドラマ放送のセカンドスクリーンとして、アプリにドラマの音声を聞かせるだけでドラマの進行に完全に同期した英語と日本語の字幕を同時に楽しみ理解を深めることができます。WOWOWは、「ドラマ de 英語」のサービスを2014年10月21日に放送スタートの「私はラブ・リーガル5」と共に開始します。


 このWOWOWアプリは、第一弾として10月スタートの海外ドラマシリーズ向けに開発されました。視聴者は、ドラマのセリフやナレーションにリアルタイムに同期する英語/日本語字幕を確認できると共に、各放送後にも振り返ることができるようになります。このアプリのTV同期機能によって、ドラマで使われる英語表現やフレーズを正確に理解できるため、英語文化の理解が深まり、WOWOWの海外ドラマをさらに楽しんでもらえるようになることを期待しています。



■株式会社WOWOW 技術局 局長 峯崎 順朗のコメント
 「私たちは、[ドラマ de 英語]の開発に当たり、ドラマのセリフのタイミングにテレビとスマホ・タブレットを完全に同期させる必要がありました。評価の結果、Civolution社のSyncNowが正確で信頼できるリアルタイムの同期能力を持つ唯一の技術であったため、「ドラマ de 英語」のコンテンツ自動認識技術として導入を決めました。」



■Civolution 最高マーケティング責任者 アンディ・ノブスのコメント
 「私たちのSyncNowソリューションが、数ある競合技術の中から注目され、日本の一流の放送局であるWOWOW様の高いご要求を満たしていることを嬉しく思います。WOWOW様は、これまでも日本の放送局の歴史の中でいくつもの先駆者的な貢献をされてきたと伺っていますが、視聴体験にTVとシンクロする機能をいち早く取り入れることで、さらに革新的な放送事業者であることを確信しました。」



■アイティアクセス株式会社 代表取締役 鏑木 祥介のコメント
 「2年前に初めてSyncNowの技術をWOWOW様にご紹介させて頂きましたが、セカンドスクリーンという欧米を中心に始まりつつある新しい視聴スタイル提案が国内ではまだ普及していない中、私たちと一緒に非常に熱心に技術評価やワークフロー構築に取り組んで頂き、SyncNowを日本で最初の放送サービスとしてご採用頂けたことを嬉しく思います。WOWOW様の先進的なチャレンジ精神をバックアップできるようこれからもあらゆる側面でサポートしていく所存です。



■Civolutionについて
 Civolution(本社:オランダ www.civolution.com)は、メディアコンテンツの認識・管理・マネタイズ技術およびソリューションのトッププロバイダーです。同社は、メディアインタラクション(リアルタイムのACR、セカンドスクリーン/スマートデバイス同期用のトリガー技術、TV同期広告)、メディアインテリジェンス(視聴率調査、テレビ、ラジオ、インターネットのメディアモニタリング)、メディアプロテクション(コンテンツフィルタリングやリリース前、デジタルシネマ、有料TV、オンラインのメディア資産の不正流出防止技術)向けアプリケーションをベースにした幅広いラインナップの最先端の電子透かし技術やフィンガープリント技術を提供しています。




【プレスリリースに関するお問い合わせ】
 アイティアクセス株式会社 営業部(担当:福田 美穂)
 TEL:045-474-9095 E-mail : info@itaccess.co.jp

用語解説

【SyncNow 2nd Screenについて】
 SyncNow 2nd Screenとは、TV番組、広告、映画等の音声部分に人の耳には聞こえないユニークな識別IDと時間情報を可聴範囲の周波数帯域に分散して埋め込むこと(=音声電子透かし)によって、スマホ・タブレットのアプリが瞬時に番組や映画を識別して同期をとることができるトリガー技術のことです。端末のマイク経由で電子透かし入りの音を読み取るだけで、スマホ・タブレット上にTV番組、広告、映画等の関連情報を正確かつ自動的に表示させることができますので、新しい視聴体験やメディアサービス展開を可能にします。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]