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【ワシントン2014年9月23日PRN=共同通信JBN】国連気候サミットはニューヨークで開催されるが、Diesel Technology Forum執行役員のアレン・シェーファー氏はクリーン・ディーゼル技術が世界の気候変動に役立つ主要なソリューションになると語った。
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シェーファー氏は「ディーゼルの駆動力は長い間、世界の経済成長に貢献し、生活の質を改善してきた。新世代のエネルギー効率が向上したクリーン・ディーゼル駆動技術と再生可能な低炭素燃料によって、ディーゼル発電は持続可能な未来にとって最適な技術である」と述べ、さらに次のように指摘している。
「米国では過去15年間にクリーン・ディーゼル駆動技術と燃料が進歩して排出量がゼロに近いトラック、自動車、装置が開発され、燃料効率が増加し、温室効果ガス排出が削減された」
「現在世界の貨物の90%はディーゼル駆動エンジンで運ばれており、農業機械と建設用装置の3分の2はディーゼルで稼働している。クリーン・ディーゼル技術への大転換することで、温室効果ガス排出を短時間で削減し、世界規模で大きな影響を与えることができる理由である」
「1つの温室効果ガスは黒色炭素排出であるが、ディーゼルエンジンは世界の総排出の25%を占め、バイオマス固形燃料(石炭、木材、ふん)の野焼きが53.5%、工業用と石炭使用が7.2%、その他が14.5%となっている。米環境保護庁(EPA)によると、米国における黒色炭素排出は世界の5%で、新しいクリーン・ディーゼルエンジンと燃料によって2030年までにこれら排出量の70%が削減される」
「黒色炭素排出を削減するクリーン・ディーゼルエンジンの力は、世界のリーダーに注目されている。今週、国連環境プログラムは米国以外の国がよりクリーンなディーゼル燃料をはじめとするクリーン・ディーゼルエンジン基準を採択するよう提言している。世界規模のレベルで、すべての国は高品質超低硫黄のディーゼル燃料と再生可能ディーゼル燃料を採用するために努力すべきである。これによって、エンジンと装置に対するディーゼル微粒子捕集の改修のような低排出技術の利用が可能となる」
「温室効果ガスを発見した著名な気候研究者の一人、ビーラブハドラン・ラマナタン氏は、世界がカリフォルニア州の黒色炭素削減基準に世界が従うなら、温暖化している地球の気温を2℃低下させることができると予測している」
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ソース:Diesel Technology Forum
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