日本磁器発祥の地であり、佐賀県を代表する地場産業である有田焼は、2016年(平成28年)に創業400年を迎えます。
佐賀県では、この創業400年を機に、次の100年に向けた有田焼の新たな発展の第一歩となるよう、平成25年から開始した有田焼創業400年事業の一環で、焼き物文化等の発信としてルーツを同じくする「伊万里・有田焼」産地を形成する関係4市町(有田町、伊万里市、武雄市、嬉野市)と連携し、10月4日(土)から11月24日(月)まで九州陶磁文化館で特別企画展「白き黄金」を開催します。
同産地においては、1616年に有田の地で日本初となる磁器が焼成されて以来、江戸時代から現代に至るまで、各地域で特色ある磁器の生産が行われており、今回の特別企画展では、400年に及ぶ産地の歴史とともに、各地域で生み出された磁器を展示することにより、「伊万里・有田焼」の美しさと技を紹介します。
また、同期間中は、併催事業として、猪子寿之氏が率いるウルトラテクノロジー集団「チームラボ」制作による、国内初となる最新デジタルアート「未来の有田焼があるカフェ」の実演展示や、九州陶磁文化館の所蔵品などを使ったワークショップを行うとともに、関係4市町の特産品の販売、焼物絵付け体験やPRイベントなどを実施します。
■特別企画展の概要
(1)名 称:「白き黄金」- 有田・伊万里・武雄・嬉野の磁器の美と技 -
(2)会 期:平成26年10月4日(土曜日)~11月24日(月曜日・振休)
開館時間:午前9時~午後5時 休 館 日:月曜日(祝日の10月13日・11月3日と振替休日の11月24日は開館)
(3)会 場:佐賀県立九州陶磁文化館 第1・2・3展示室
(4)観覧料:無料
(5)主 催:佐賀県立九州陶磁文化館、佐賀県有田焼創業400年事業実行委員会
(5)内 容:展示内容の詳細は別添チラシをご参照ください。
■併催事業の概要
(1)チームラボ制作のデジタルアート展
最先端のCGを駆使することにより、有田焼の絵柄と連動して、蝶や鳥などのデジタルアートが動き出し、テーブルの上や室内空間に広がり、躍動します。
(1)「未来の有田焼があるカフェ」(会場:第1展示室)
<開催期間> 10月4日(土曜日)~11月24日(月曜日・振休)
(2)「世界は、解き放たれ、そして、連なっていく- 有田焼」(会場:講堂)
<開催期間> 11月1日(土曜日)~11月23日(日曜日)
(2)ワークショップ「有田焼をデザインする。」の開催(会場:研修室)
公益財団法人サントリー芸術財団の協力を得て、九州陶磁文化館所蔵品や柴田コレクションの有田焼文様を使い、タブレット上でお皿にデザインをするバーチャル体験型のワークショップを開催します。
<開催期間> 11月1日(土曜日)~11月23日(日曜日)
(3)関係4市町(有田・伊万里・武雄・嬉野)との連携事業
(1)物産販売コーナーの設置(会場 エントランスホール)
有田・伊万里・武雄・嬉野の4市町の特産品を展示・販売します。
(2)焼物絵付け体験(会場 エントランスホール)
有田・伊万里・武雄・嬉野の各産地の組合・窯元等の協力を得て、絵付け体験を開催します。
<開催日時>
伊万里焼:10月12日(日曜日)11時~15時
有田焼 :10月19日(日曜日)11時~15時
武雄焼 :10月26日(日曜日)11時~15時
肥前吉田焼:11月16日(日曜日)11時~15時
(3)有田・伊万里・武雄・嬉野の4市町のイベントの主な内容
●伊万里の日:10月12日(日曜日)
ゆるキャラ「いまりんモーモちゃん」が遊びに来ます。
●有田の日:10月19日(日曜日)
「有田皿山まつり」でお馴染みの“皿踊り”が披露されます。
●武雄の日:10月26日(日曜日)
武雄温泉名物の“指湯”が体験できます。
●嬉野の日:11月16日(日曜日)
嬉野温泉の“足湯”が体験できます。
■有田焼創業400年事業のプロモーション映像(チームラボ制作)
「ARITA EPISODE 1(1616- )」
(リンク »)
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