近年、改ざんやウイルスの埋め込みなど、Webサイトに対する攻撃が増加しており、2014年上半期で2000件を超すWebサイト改ざんの被害届けが提出されています(*1)。攻撃を受けた結果、改ざんだけでなく、顧客情報漏えい、他社サイト攻撃への利用、閲覧者へのウイルス感染など、より深刻な被害を引き起こすケースもあり、企業の信用失墜につながる恐れがあります。
Webサイトを攻撃から守るためには、監視・防御・診断・運用など様々な視点からの対策が必要であり、IT担当者は複数視点・複数製品を検討するなど負担が増加します。さらに、最近のサイバー攻撃は技術的に複雑化・巧妙化が進み、次々と新しい攻撃が出てきています。常にIT担当者がセキュリティスキルの向上に努める必要があり、大きな負担となります。このような背景からNTTソフトウェアは「TrustShelter」として、Webサイトのセキュリティ対策に必要なサービスを販売開始することとしました。
■本サービスの概要
企業は自社の状況に応じて、本サービスで用意している3つの対策メニューの中から、セットでの利用または必要なメニューを選択することができます。Webアプリケーションを狙った攻撃、大量パケットを同時に送信するDDoS攻撃の対策等の「TrustShelter/WAF(*2)(Web攻撃遮断)」と、低価格・手軽に開始可能な「TrustShelter/CW(*3)(Web改ざん検知)」をベースに、さらなる対策を求める企業には、「TrustShelter/ST (Webセキュリティ診断)」もあわせて提供します。
■特長
サイバー攻撃へは早急な対応が求められることから、短期間で利用開始できるだけでなく、初期コストを抑えて導入することができます。また、IT担当者が面倒や不安に感じることの多い、セキュリティ運用をサポートするサービスメニュー(オプション)と組み合わせることでIT担当者の運用負担の軽減が可能となります。
■参考価格(税抜)
TrustShelter/WAF : 60,000円/月~(最低契約期間1年)
TrustShelter/CW : 14,000円/月~(最低契約期間1年)
TrustShelter/ST : お問い合わせください
■目標
今後3年間で3億円の売上げを見込んでいます。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
*1: JPCERTコーディネーションセンター
JPCERT/CC インシデント報告対応レポート [2014年7月1日~2014年9月30日]
(リンク »)
*2: TrustShelter/WAFはImperva社のImperva IncapsulaおよびImperva SecureSphere Web Application Firewallを利用しています。
*3: TrustShelter/CWはエヌ・ティ・ティ・ソフトサービス株式会社のサービスを利用しています。
*4: Web Application FirewallはWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃などからWebアプリ ケーションを保護する装置やソフトウェアを意味します。
*5: Contents Delivery Networkは、インターネット上で地理的に近い地点のサーバやネットワーク から通信を行う技術やサービスを意味します。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。