これに先立って本日、Googleはブログで、FIDO U2FサポートをベースにしてChromeブラウザでのGoogle Accountのセキュリティを一層レベルアップしたことを発表しました。これはFIDO U2Fプロトコルの初のパブリック展開で、インターネットセキュリティを強化する大きな一歩です。
本日から、FIDO U2Fサポート付のSecurity Key by Yubicoにより、ユーザーはGoogle Accountや、FIDO U2Fプロトコルを採用している多くのサービスプロバイダに安全にログインできるようになりました。FIDO U2Fは、成長中のオープン認証標準施策で、FIDO Allianceに参加している120以上のエンドユーザおよびベンダ企業を強力にサポートしています。
「これは、消費者、セキュリティ専門家、インターネットプライバシー推進団体、何百万人ものグローバルYubiKeyユーザーなど、ハッカー対策を強化したい人にとって素晴らしいニュースであり、『ワンタッチ』の強力な認証と使いやすさに喜んでいただけることでしょう。」と、Yubico, Inc. CEOで設立者のStina Ehrensvardは述べました。「大手インターネットブラウザがFIDO U2Fを採用していることは、認証とセキュリティに新たに強力なオプションが生まれたことを示しています。」
新型FIDO U2F Security Keyは、特別に設計されたYubiKeyで、セキュリティの高いパブリックキー暗号化に依存しています。高い耐久性、便利なサイズ、ブルーの色合いなど、認証に必要なすべては、USBポートに挿入後にキー上のボタンにタッチするだけです。FIDO U2F Security Keyには、ドライバやクライアントソフトウェアやミドルウェアの他、従来の高価な認証局(CA)モデルも不要です。
「本日、FIDO U2F標準とそれをサポートする現実の技術を、我々は初めてパブリックかつグローバルに展開しました。」と、FIDO Alliance社長のMichael Barrettは述べました。「FIDO U2Fでは、サービスプロバイダ間でユーザー情報や暗号化キーを共有せずに、ひとつのデバイスでどんな数のオンラインサービスでも使用でき、強力で使いやすい認証という弊社の約束を果たしています。」
各FIDO U2F Security Keyには、キーをタッチするだけでトリガーされる暗号機能を実行するNXPに対応したセキュリティエレメントがあります。これはバイオメトリックスデバイスではなく、人体から自然に発生する微量な電気に反応する容量センサを使用しています。
FIDO U2F Security Keyをタッチすると、保護対象の各アプリケーション用にパブリックとプライベートのキーのユニークなペアが提供されます。これらのキーだけが認証とログイン成功に必要な暗号解除を正しく完了できます。
先週Yubicoは、FIDO U2Fサポート付きのYubiKey NEOとNEO-nのアップデートを発表しました。YubiKey NEOおよびNEO-nは、Windows、Mac、Linux、主要ブラウザ、およびNFC (NDEFタイプ4)をサポートするモバイルプラットフォームで作動します。NEOおよびNEO-nは任意のUSBポートと互換性があり、FIDO U2F Security Keyと同じFIDO U2Fプラットフォームをサポートします。
FIDO U2F Security Keysは今すぐ入手可能です。さらに詳しい情報については、 (リンク ») をご覧ください。
Yubicoについて
YubiKey(R)を発明した企業であるYubicoは、インターネット全体でのセキュアなログインの世界標準を、新たに作り出しています。独自のUSBおよびNFCキーは、ドライバやクライアントソフトウェア不要で、すべてのデバイスとプラットフォームで複数認証プロトコルをサポートするワンタッチの強力な認証を提供します。インターネット最大手10社中7社など、140か国でエンタプライズ展開に成功しているYubicoは、強力な認証コンバートのリストに消費者市場を追加しています。Yubicoの設立は2007年で、事務所は米国カリフォルニア州パロアルト、ストックホルム、およびロンドンにあります。さらに詳しい情報については、 www.yubico.com (リンク ») をご覧ください。
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