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【ハンブルク(ドイツ)2014年10月30日PRN=共同通信JBN】
*欧州と米国では、この種のプロジェクトとしてこれまで最大規模
銅は抗菌性の性質がありバクテリア、真菌、ウイルスなどの毒性を顕著に希釈することが示されてきた。ドアノブは医療機関において最も一般的に使われる接触表面を有している。このほど医療現場で行われた無作為抽出テストの結果によると、純銅製のドアノブは細菌を最大3分の2まで削減できる可能性があることが分かった。これは集中治療ユニット(ICU)や隔離病室などのハイリスク・エリアにおいて特に重要な意味を持つものである。
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Asklepios Kliniken Hamburgグループのマネジメントチーム・スポークスマン、トマス・ウォルフラム博士は「感染を予防するために数百の銅製ドアノブを利用することで、われわれは衛生管理における重要な一歩前進を果たし、再び危険な細菌、特に多剤耐性病原菌との闘いにおけるわれわれの指導的役割を示すことができた」と語った。
ハンブルクにあるAsklepiosに所属する大規模なMEDILYS研究所の医事部長、スザンネ・フゲット医学博士は「手は病原菌の主要なキャリアであることは知られている。そしてドアノブは最も日常的な接触面で重要な役割を果たしている。そこに抗菌性の銅素材が登場する場がある」と説明。「2014年夏に病院で行った日常の条件下でのスポットチェックで、銅製のドアノブは従来型のドアノブに比べて50%以上も細菌感染を削減することが報告された」と付け加えた。
ドイツ銅協会のビジネスマネジャー、アントン・クラセルト博士は「銅が消毒作用を持っていることは古代エジプトのファラオの時代にさかのぼって知られていた。例えば、当時銅製チップを混ぜ合わせた軟こうが傷口の消毒に使われていた。現代科学の助けをかりて私たちは銅がどのようにしてこのような効き目があるのかを理解するための研究に取り掛かったばかりだ」と述べた。バクテリア、真菌、ウイルスがまん延しているおりから、何世紀も前の知見が今や大きな波に乗っている。
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ソース:Asklepios Kliniken
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