ポール・アレン氏がエボラ被害の西アフリカに新たな人道支援発表

Paul G. Allen Family Foundation

From: 共同通信PRワイヤー

2014-11-07 17:18

ポール・アレン氏がエボラ被害の西アフリカに新たな人道支援発表

AsiaNet 58546(1242)

【シアトル2014年11月7日PRN=共同通信JBN】
*この支援は必要な基本物資と不可欠なインフラを提供する。Action Against Hunger(アクション・アゲンスト・ハンガー)、AmeriCares(アメリケアーズ)、Direct Relief(ダイレクト・リリーフ)がアレン氏の提供する1億ドルの一部を受け取って支援を実行する。

慈善運動家のポール・G・アレン(Paul G. Allen)氏は7日、西アフリカでエボラ出血熱拡大に脅かされている基本的な人道的必要に対応するため、緊急の人道的救援を提供する新たな寄付を発表した。7日からこれらの寄付によって援助組織は食料、補給品、予防キットを提供し、エボラ被害を受けている地域の地元治療センターを再建することができる。

アレン氏は先月、エボラとの闘いに対する寄付の約束を少なくとも1億ドルまで増やすと発表した。この最新の寄付表明によってアレン氏の1億ドルの寄付約束の半分以上はエボラ熱の影響の予防、隔離、治療、対処に集中するプロジェクト向けに約束されたことになる。

人道的努力のためのアレン氏の新たな寄付約束の内訳は次の通りである。

*Action Against Hungerへの190万ドルの寄付は、孤立している患者への食料の提供、ウオーター・キオスクと手洗いステーションの建設、エボラ熱予防知識の向上、共同体の保健ボランティア訓練のためである。この寄付の特定の結果はシエラレオネの危険にさらされている共同体に20カ所のウオーター・キオスクの建設、リベリアの60の共同体公共スペースに手洗い用の洗面器、石けん、塩素の配布、リベリアの80の共同体、60の機関への1600部の情報・教育・通信資料の配布などになる。

*AmeriCaresへの135万ドルはリベリアのグランドバッサ郡の郡保健システムを改善するためリソース不足の診療所に対する追加的な補給物資とサービスを提供するのが目的である。特にこの寄付によって最も大きな影響を受けている諸国で個人保護装備の提供、地元の診療所、ケアセンター間のコミュニケーション強化、地元健康管理要員のエボラに対する訓練と能力構築が可能になる。この仕事によってグランドバッサの中心ハブは近隣4郡のエボラ治療部門、郡保健システムに接続して同様の外部からの関与に対して技術的支援を提供できるようになる。

*Direct Reliefへの100万ドルの寄付はエボラ感染が広がっている西アフリカ諸国でDirect Reliefによる地上での継続的な医療供給品と輸送サポートを支援するためである。これまでにDirect Reliefは空輸と海洋輸送コンテナで140トンの医療物資を送っている。

アレン氏のサポートは医薬品、予防用の補給物資、個人保護装備の提供を通じて現地の医療専門家の保護を確保し、健康管理補給品メーカーからアフリカまでの医療補給品の輸送を提供し、エンドツーエンドの調整された調達と補給品配布システムのステップアップを助けてエボラ熱拡大の限界線まで医療補給品の効率的な配布を保証することになるだろう。補給品はリベリア、シエラレオネの47のプライマリー・へルス、エボラ治療センターで働く4パートナー組織に配布される。またこれらの補給品は両国の500の村の800人の共同体保健要員の仕事もサポートし、彼らがこの病気にかかる恐れなしに安全に仕事ができるようにする。

これまでにアレン氏の1億ドルの寄付約束の半分以上がエボラとの闘いに振り向けられた。これらの資金によって次のようなことが可能になった。

*西アフリカへの6万の保護キットの提供
*8500人以上が協力のために訓練された
*20万ポンド近くの補給物資が送られた
*約250の健康管理診療所がサポートされる
*必要な装備、補給品を配布するために2014年末までに20回の援助フライトが実施される予定である
*3つの緊急手術施設が建設中であり、スタッフも配置される

サポート発言:

「エボラ拡大の影響は感染者をはるかに超える。副作用は人々から基本的な人道上の必要品を奪うことである。これらの寄付によって西アフリカの人々がこの危機の期間を通じて手に入れる必要がある不可欠な介護、補給品を早急に受け取れるだろう」(アレン氏)

「Action Against Hungerはエボラの拡大を止めるためシエラレオネとリベリアで保健、援助機関と緊密に協力している。アレン氏からのサポートはウイルスについて共同体を教育し、保健施設での水の状態を改善し、エボラ患者と疑われる人をどのように発見し、それをどのように口に出すかについて共同体の保健要員を訓練し、対応する能力を身につけるという生命を救う仕事が続くことを保証する」(Action Against Hungerのアンドレア・タンブリニCEO)

「病気の流行を止める最善の方法は西アフリカの前線の保健要員をサポートすることであり、アレン氏はその点で真のリーダーシップの役割を果たしている。同財団のサポートによってAmeriCaresは保健ケア提供を永続的に変え、患者と保健要員の信頼を回復する」(AmeriCaresのマイケル・J・ニエンフイス会長兼CEO)

「リベリアとシエラレオネのDirect Reliefの長期パートナーはすべてのもの、ほかのすべての人のために不可欠な保健サービスを維持しながらエボラと戦うために英雄的に働いている。アレン氏からのこのサポートは、ウイルスによって病気にかかった人を隔離し、治療するのに必要な重要補給品に対する膨大に広がった緊急の必要を満たし、さらにより幅広い保健システムに対する破滅的な波及効果に対応するためのDirect Reliefの協力による努力にとって不可欠である」(Direct Reliefのトマス・ティゲCEO)

アレン氏によるこれまでの貢献

エボラ出血熱が発生した初期の段階から、アレン氏とPaul G. Allen Family Foundation(ポール・G・アレン・ファミリー財団)は、最も重要なニーズに対処し、迅速な展開が可能な戦略的調整ソリューションを探し出し、それに対する資金提供と調整を行うことに焦点を当ててきた。アレン氏はTackleEbora.co( (リンク ») )を立ち上げ、個々人が特定の団体向けに寄付ができて、さらに重要なニーズに応じることが可能な容易な方法を提供した。これまでアレン氏は以下に挙げたソリューションを実行するため、以下の資金援助を表明している。

*ギニア、シエラレオネ、リベリアにおける装備、ボランティア、教育資材調達を目的とする米国赤十字への寄付(2014年8月)

*Global Givingに対するマッチング助成金。700人以上からの寄付金が上乗せ補助金により4日間で倍増した。10グループが助成金を受け、衛生用品の調達、教育・訓練セッションへの参加、公共サービス広報の費用に充てた(2014年8月)

*国連児童基金(ユニセフ)と協力してリベリアに予防キット5万セットを空輸(2014年9月)

*Airlinkと協力して決定的に重要な医療用防護装備や医薬品の空輸を継続(2014年9月)

*最も影響が大きいギニア、シエラレオネ、リベリアにCDC緊急オペレーションセンターを設立するためCDC foundationへの資金援助。センターはシステマチックな対策を開発し、データマネジメントや通信システムを改善して患者の接触履歴の追跡を通じて感染の拡大の検知と阻止を推進する(2014年9月)

*リベリアで活動しているMedical Team International(MTI)スタッフのための社会基盤整備、宿泊所、輸送ニーズに対応するための資金援助(2014年9月)

*国境なき医師団(MSF)と提携し、ギニア、リベリア、シエラレオネにおけるエボラ緊急対策プログラムへの支援(2014年9月)

*一般の知識と自覚を向上させるための教育・コミュニケーション番組制作の支援のためのBBC Media Actionに資金援助し、危機への対応と地元の視聴者へのより安全な保健衛生の実践を促す政府の活動を支援(2014年10月)

*医療関係者の緊急避難用Ebola Medevac Fund設置の資金援助と開発。防護ユニット2セットは西アフリカから緊急避難する医療関係者のためのヘリコプター輸送にも利用できる(2014年10月)

*マサチューセッツ大学医学部との協力で、リベリアでの救援活動を行う医療従事者に対する訓練と医療設備の提供(2014年10月)

より詳しい情報は以下を参照ないしはフォロー。
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@TackleEbola
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ソース:Paul G. Allen Family Foundation

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