三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:種田 充博)は、2014年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル*のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2014年12月号」を本日、12月18日に公表します。
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* 大規模ビル=基準階貸室面積200坪以上の賃貸オフィスビル
● 東京都心5区 大規模ビル 現空面積 空室率
空室率3ヶ月連続低下 3%台が目前に
空室率は3ヶ月連続で低下し、2009年3月以来の3%台が目前に迫った。需要拡大を背景に、需給バランスが一段と引き締まっている。
● 東京都心5区 大規模ビル 募集面積 募集賃料
賃料は再び下落に転じたが 上昇サイクルは継続
賃料は再び下落に転じた。前年同月(18,471円/坪)比でプラスは維持しており、上昇サイクルが続いていることには変わりない。
● 6大都市 空室率 募集賃料(大規模)
東京都心5区
■ 空室率 4.02% / 対前月比 0.31ポイント減
■ 募集賃料 18,755円/坪 / 対前月比 159円/坪減
全国6大都市
<東京23区> 空室率 4.5 % / 対前月比 0.2ポイント減
<札幌市> 空室率 5.9 % / 対前月比 0.3ポイント増
<仙台市> 空室率 10.6 % / 対前月比 0.3ポイント増
<名古屋市> 空室率 5.8 % / 対前月比 0.3ポイント減
<大阪市> 空室率 7.3 % / 対前月比 0.1ポイント減
<福岡市> 空室率 5.2 % / 対前月比 0.3ポイント減
● マクロ経済状況
GDP成長率予想 14年度マイナス、15年度プラス修正
2014年7-9月期の実質GDP成長率2次速報は、1次速報から更なる下方修正となった。ニッセイ基礎研究所も2014年度見通しを引き下げる一方、2015年度見通しは円安、原油安効果を見込み引き上げている。
数字上は改善しているが、雇用の改善ペースには伸び悩みの兆し
10月の完全失業率(労働力調査 総務省)、求人倍率、新規求人倍率(厚生労働省)とも前月から改善した。労働力人口、求職者数減少の影響が背景にあり、雇用情勢全般の改善ペースは低下傾向にある。
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