産油国技術者研修等事業「第六期掘削マネジメントコース」を開講

JOGMEC

From: Digital PR Platform

2015-01-05 19:05


 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、2014年10月14日(月)から12月19日(金)の期間で、産油国技術者研修等事業「第六期掘削マネジメントコース」を開講しました。本コースには、東南アジア、中東、アフリカ、中南米の13カ国から15名の技術者が参加しました。

 産油国技術者研修は、産油ガス国との人的交流及び協力関係の強化を目的に、各国政府機関や国営石油会社などから石油・天然ガス開発技術者等を日本に招聘し、JOMGEC技術センターを中心に実施しています。

 今回は、通常研修「第六期掘削マネジメントコース」として約10週間、最新の情報及び知見に基づいた掘削技術からHSE※1を含む操業計画・管理に至るまでの掘削プロジェクト全体をマネジメントするために必要な講義・演習を行い、各種知識と技術の習得を目指しました。研修においては、日本人専門家による座学形式講義やワークショップを行った他、JOGMEC柏崎テストフィールドにおいて、IADC※2より認定されたWellCAP講習(英語版)を実施し、参加者全員が筆記試験及び掘削シミュレータによる実技試験に合格し、認定証の発行を受けることができました。
 また、技術講義以外にも、日本語教室や、折り紙、日本食文化の体験、研修旅行などを通じて日本の文化に触れたり、工場見学等により日本社会を紹介し、日本への理解を深めると共に、日本に対する親近感、信頼感向上にも役立てる内容となっています。

 本研修に参加した13カ国、15名の若手技術者は、約10週にわたるコース期間を通し、熱心に講義に取り組んでいました。
研修修了時には、掘削技術に関する技術や知識の習得と共に、国を超えて交流も行えたことで、研修生からは高い評価を得ることができました。また、滞在期間中に交流した日本人の親切な対応やコース内で体験した日本語や日本文化に接する機会などを通じ、日本に対して好印象をもっていただくことができました。

 JOGMECは、1989年に当時の石油公団が本事業を開始して以来、これまで47カ国3,229名に及ぶ技術者を海外から招聘してきました。研修事業による産油ガス国の人材育成が明日の日本の資源安定供給に寄与するよう、今後も研修の強化・充実に努めてまいります。

※1 HSEとは:Health, Safety, and Environment
※2 IADCとは:International Association of Drilling Contractors
          
             
→全文を読む
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]