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【ダラス(米テキサス州)2015年2月20日PRN=共同通信JBN】
*原告の印税を認める評決
ベストセラー「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(Fifty Shades of Grey)」の印税をめぐる裁判であるペドロサ対ヘイワードおよびTWCS Operations Proprietary Ltdの評決で、陪審は原告ジェニファー・リン・ペドロサ氏の勝訴を言い渡した。ペドロサ氏の代理人、Vincent Lopez Serafino Jenevein, PCが20日発表した。
3部作からなる同書を最初に出版したのは電子書籍やオンデマンド印刷を扱う独立系出版社The Writer's Coffee Shopである。原告のジェニファー・ペドロサ氏は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を発行した同ベンチャー企業の創業パートナー4人の1人だった。The Writer's Coffee Shopは最終的に、同書の版権をランダムハウスに売却した。
評決は、ジェニファー・ペドロサ氏がThe Writer's Coffee Shopのパートナーだったことを確認した。陪審はアマンダ・ヘイワード氏およびTWCS Operations Proprietaryがペドロサ氏を業務委託契約とし、史上最も成功した書籍の一つである同書の取り分を剥奪して不正行為を働いたと認定した。フィフティ・シェイズ・オブ・グレイはこれまで、1億部以上を売り上げ、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リストに載っている。
損害賠償額は、契約条件監査によってペドロサ氏の適正な印税取り分が決定された後の法廷審問で算定される。ペドロサ氏の代理人を務めたのはダラスの法律事務所Vincent Lopez Serafino Jenevein, PCである。
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ソース:Vincent Lopez Serafino Jenevein, PC
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