日本のエネルギー産業関係者が集結 第26回世界ガス会議に向けた方向性を設定

第26回世界ガス会議 (The 26th World Gas Conference)

From: 共同通信PRワイヤー

2015-02-26 10:35

日本のエネルギー産業関係者が集結 第26回世界ガス会議に向けた方向性を設定

AsiaNet 59570

プレスリリース

【2015年2月24日、東京】 フランスのパリで2015年6月1日~5日に開催される第26回世界ガス会議を前に、本日、日本の将来のガス開発に向けた目標を設定すべく、日本のエネルギー産業で影響力のある代表者が集結します。

日本の大手ガス会社と国際ガス連盟(以下、IGU)が主催する本日の会合には、今年開催される石油・ガス業界における世界最大のサミットで日本がいかに貢献できるかを議論するために、日本のエネルギー分野における70以上のステークホルダーが集まることになります。

IGUのジェローム・フェリエ (Jerome Ferrier) 会長と世界ガス会議2015組織委員会のダニエル・パク (Daniel Paccoud) 委員長は、日本エネルギー経済研究所の田中信夫氏を迎え、日本だけでなく、アジアのより広い地域で、様々なエネルギーから構成されるミックスの一部としてガスが果たすべき役割についての同氏の視点から概観をお聞きします。
近年ますます多様化するエネルギーから構成されるミックスの一部を成す天然ガスの主要な輸入国としての役割を果たす日本は、アジアの天然ガス業界の最前線にあります。国際エネルギー機関の統計によると、国内エネルギー需要を満たすために天然ガスの役割が一層高まっていることから、日本は今や世界最大の液化天然ガス(LNG)輸入国となっています。2010年には日本の第一次エネルギー消費全体の19%を占めていたガスの需要は、2013年には22%へと伸びました。

日本は多岐にわたる議論が繰り広げられる世界規模の会議において中心的な役割を果たします。田中氏が共同議長を務める2050プロスペクティブ研究セッションでは、将来のエネルギー・ミックスにおける天然ガスの位置付けやその革新的な使用をいかに長期的に促進するかに焦点が当てられます。また、2日目に行われる東京ガス株式会社の吉田聡氏が共同議長を務めるもう一つの重要なセッションでは、意思決定における天然ガスの環境性能を評価します。

国際石油開発帝石株式会社 (INPEX Corporation) は第26回世界ガス会議の主要スポンサーとなっており、同社が全体的なエネルギー・ポートフォリオを一層重要視していることを反映しています。

エネルギー経済研究所の田中信夫氏は次のように述べています。「日本は未来に目を向け、業界リーダーと共に、我が国が直面する課題に対する世界のエネルギー問題の影響を理解することが必要です。将来のエネルギー・ミックスにおける天然ガスの位置付けは、さらなる革新と技術開発に依存していますが、どちらの面においても日本はリーダーとして確立しています。日本は、エネルギー部門における資本設備の主要な輸出国の一つであり、政府から多大なサポートを得る強固なエネルギー研究および研究開発(R&D)プログラムを持ち合わせています。このプログラムは、国内におけるエネルギーの保全を高め、環境への影響を低減するという日本のエネルギー効率化政策に沿って進められています。天然ガスそして天然ガスによりこれら2つのコア・メトリクスにもたらされるメリットは、日本における天然ガスの潜在性を高めるものです。」

「私たちは今後も日本における発展を重ね、将来的にガスをアジアの統合されたネルギー・ミックスにさらに組み込むためにパートナーとの協力を続ける必要があります。世界ガス会議に向けた日本の取り組みの方向づけとなる本日の会議は、世界的な産業全般にわたりかつてないほど重要な年を迎える中、重要なウェイポイントと言えます。」

IGUのジェローム・フェリエ社長は次のように述べています。「2015年は天然ガス、そして世界のエネルギー業界にとって極めて重要な年です。営業コストおよび気候圧力の増加を受けた石油市場の価格変動により引き起こされた設備投資の減速は、エネルギー業界の今後の方向性へ潜在的に深刻な影響を与えかねません。したがって、エネルギー産業がいかに世界の将来的開発目標において有意義な役割を担うかについてのコンセンサスを特定し提供するために、業界最高レベルの専門家を集結させることは必須と考えます。」

「私はフランスのエネルギー産業の一端を担う者として、パリで開催される世界ガス会議でこれら重要な議論が繰り広げられ、また、12月のCOP 21で開催される気候会議への重要な前座を務めることを特に誇りに感じています。私たちの目の前に広がるチャンスを可能な限りフル活用すべきであると思います。」

世界ガス会議2015の組織委員会のダニエル・パク委員長は次のようにまとめています。「天然ガスが将来の進歩的な燃料として果たすべき役割を強化するために4千人以上がパリに集結します。業界として、私どもと私どものパートナーはガスの使用により世界的に低炭素経済へ移行できる可能性があると確信しています。また、世界ガス会議はその移行を促す方法をまとめる重要な役割を果たします」

世界ガス会議は6月1日~5日、フランスのパリで開催され、会議に出席する4千人以上の代表者と1万人を超える展示会参加者が共に世界の将来のエネルギー需要を満たすためにガスが果たすべき役割について議論します。より詳しい情報は ( (リンク ») ) をご参照ください。

情報提供: 第26回世界ガス会議 (The 26th World Gas Conference)

(日本語リリース:クライアント提供)

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