AsiaNet 59775
プレス リリース
SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社
クラウド環境の暗号通信の監視製品を発表
Amazon EC2環境へ特権アクセスの管理及び監視機能を提供
2015年3月11日ヘルシンキ発。クラウドサービスの急速な採用が進み、クラウドでの効果的なセキュリティの確保が必要となっています。本日、SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社(SSH社)は、クラウドに保存した機密データへの特権アクセスを管理(PAM)しその監視を可能にするCryptoAuditorの新ジバージョンとその新たな機能を発表しました。SSH社は今月より限定客先との評価を開始し、製品の正式リリースは4月を予定しています。詳細については、 (リンク ») をご覧下さい。
ロゴ: (リンク »)
大手企業、金融機関、政府機関はCryptoAuditorを利用することで、クラウドの情報資産への特権アクセスを制御することが可能となます。また、CryptoAuditorの新バージョンは以下の機能を提供します。
・Amazon クラウドのサポート:Amazonマシンイメージ(AMI)としてAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) にインストールできます。また、Amazon Web Services (AWS) Marketplace でも利用可能になる予定です。
・動的な環境に対応するという特別な目的のためのセキュリティ: インライン、ネットワーク・ベースのアプローチと拡張的な展開モデルを有するCryptoAuditorは、柔軟で拡張性の高いクラウド環境における特権アクセスの管理に比類なき適合性を持っています。CryptoAuditorは分散仮想アプライアンスのアーキテクチャーと透過的な監視機能を有しており、これにより既存の業務処理またはユーザーの運用を妨げることなく動的にネットワークに組み込むことができます。
・クラウドベースのPAM: これによりAmazon社様のクラウドサービスを使用する企業・組織はクラウド・インフラ内の特権IDの管理のみならず、アクセスの認証及び監視も行うことが可能となります。
・データ漏洩の防止: CryptoAuditorは企業が行うクラウドへの機密情報の転送に対しリアルタイムかつ透過的な監査を行います。これにより暗号化通信のトラフィックにおけるデータ損失の防止に貢献します。
・暗号化されたデータの監視: CryptoAuditorは企業環境内のインタラクティブな又は自動化されたセッションで使用される最も汎用的なデータ転送用の暗号プロトコルのコンテンツを途中でキャプチャーし、監視、記録、再生することができます。
SSH社のCOOであるマシュー・マッケナは以下の通り述べています。
「クラウドサービスは柔軟性やコストの節約におけるはっきりしたビジネス上のメリットを提供するにもかかわらず、セキュリティに関する心配事が多いため、未だクラウドへの大幅な移行が実現されていません。通信の暗号化は機密情報の安全にとって不可欠ですが、同時にこれは悪意がある行為を覆い隠すための暗幕となる可能性もはらんでいます。アプリケーション層からOSレベルのスタックまでの暗号通信に対して、透過的な監視、監査、制御を行うという比類なき機能を持つCryptoAuditorを政府系または商用クラウド環境に展開することによりSSH社は市場に対して大きな可能性を持つことになります。CryptoAuditorの新しいバージョンは暗号化通信のセキュリティを危険に晒すことなくAmazon EC2を使用する企業・組織に可視性を提供するソリューションです。」
SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社について
SSHプロトコルの発明者として、暗号化されたネットワークを提供、監視、管理する高度なセキュリティソリューションを開発し、マーケットをリードする20年の歴史を有しています。全世界の3,000社以上の顧客が、複雑なコンプライアンスの要件に合致し、セキュリティへの対応を改善し運用コストを削減する弊社の暗号化、アクセス制御、チャネルの監視ソリューションに信頼を寄せています。SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社はフィンランドのヘルシンキに本社を置き、米国、欧州、アジアに拠点を展開しています。また、NASDAQ OMX ヘルシンキに株式(SSH1V)を上場しています。SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社の詳細につきましては、ホームページ www.ssh.com も併せてご覧下さい。
連絡先
一般お問合せ
SSH社の販売代理店
株式会社ディアイティ
TEL:0 3-5634-7653
E-Mail:sales@ssh.com
本リリースについてのお問い合せ先
SSH Communications Security
広報担当:橋本 詩保
Email:shiho.hashimoto@ssh.com
(日本語リリース:クライアント提供)
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