RepliCelが再生医療製品開発提携でPMDAとの協議終了

RepliCel Life Sciences Inc.

From: 共同通信PRワイヤー

2015-03-24 10:15

RepliCelが再生医療製品開発提携でPMDAとの協議終了

AsiaNet 59743 (0341)

【東京2015年3月24日PRN=共同通信JBN】
*カナダのバイオベンチャーRepliCelは日本との提携戦略の一環として、線維芽細胞技術プラットフォームについて日本の規制当局の助言を求める

自己細胞療法の開発に注力する臨床段階再生医療企業のRepliCel Life Sciences Inc.  (TSX.V: RP、OTCQB: REPCF)は24日、近い将来に日本の戦略的パートナーに対して臨床開発中の製品の1つもしくはそれ以上をライセンス供与する計画の一環として、厚労省の独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との会談を同日終了したと発表した。

RepliCelは2種の独自の自己細胞治療プラットフォームを開発している。1つ目のプラットフォームは同社の非延髄真皮鞘(NBDS)繊維芽細胞技術プラットフォームに基づくもので、当面は慢性腱症、紫外線損傷、エイジングスキン(皮膚の老化)の治療を含む。2つ目のそれは脱毛症(アンドロゲン性脱毛症)治療向けの真皮毛乳頭(DSC)細胞技術プラットフォームである。この治療法は日本、中国、韓国を含む特定のアジア諸国を対象に資生堂に独占ライセンスされている。

RepliCelが特許を取得している(NBDS)繊維芽細胞技術は、多くの製品生成能力があると同社が信じるプラットフォームであり、各種症例特に理想的な機能もしくは美容上のバイタリティーを維持するのに十分な1型コラーゲンを支える細胞能力のない症状を治療する。同社は慢性腱障害と皮膚の老化治療薬で2015年に臨床試験対象になっている初の2種の製品を開発した。

RepliCelのNBDSプラットフォームに基づくこれら整形外科および皮膚科用製品は、日本の投資家との戦略的パートナーの可能性を求めて熱心な話し合いの対象となっている。RepliCelはこれらの協議をサポートするため、PMDAの担当者に会って日本でこのプラットフォームを使って製品を商品化するために必要な意見を求めた。

RepliCelのリー・バックラー副社長(ビジネス・経営企画担当)は「RepliCelは現在、整形外科・皮膚科用途の当社臨床プログラムについて、日本のパートナーとライセンスおよび提携関係の協議を急ぎ進めている。新たに実施された規制改革によって実現する早期市場アクセスの機会が生まれることを前提として、われわれは日本の戦略的パートナーとライセンスおよび製品開発上の取引を実行することに注力する。これらの交渉を容易にするPMDAの助言を求めて関係を深めることは、人々に細胞療法をもたらそうとしている日本の再生医療産業の構築に貢献できることを保証する当社の重要な一部である」と語った。

RepliCel のデービッド・ホール最高経営責任者(CEO)は「当社は資生堂との提携関係を誇りに思う。日本市場はRepliCelに重要な機会を与えてくれる。日本の進展に注力することは、株主の価値を最適化する当面の戦略計画の中で中心的役割を果たそうとしている。われわれは日本の政策改革はすでに、例えばRepliCelのように海外の細胞療法技術を日本に持ち込む一環となることから、日本の投資家と治療薬企業の双方の間で目に見えた関心を生んでいる」と語った。

▽RepliCelについて
RepliCelは再生医療企業であり、正常な治療と機能に必要な健康的細胞が欠如することで発症する疾患に対応する自己細胞治療法を開発している。同社のRCT-01、RCS-01、RCH-0細胞療法は、慢性腱症、紫外線損傷あるいは老化皮膚、脱毛症の治療を目指している。資生堂は日本、中国、韓国を含む一部アジア諸国を対象にしてRCH-01の独占ライセンスを取得している。すべての製品候補は、患者自身の健康的な毛のう(嚢)から分離された細胞集団を活用するRepliCelの革新的技術に基づいている。同社はまた、製品の投与に最適された独自の注射器を開発中であり、これはほかの皮膚科用途への使用にもライセンスされる。同社製品パイプラインは、RCH-01に対する資生堂自体の臨床試験およびプロトタイプ開発段階後期にある機器に加えて、2015年中に開始予定の多くな臨床試験で成り立っている。詳しい情報はwww.replicel.comを参照。

このリリースに関して、トロント証券取引所(TSX)ベンチャー取引所およびそのRegulation Services Provider(当該用語はTSXベンチャー取引所の規程において定義)のいずれも、本リリースの妥当性または正確性について責任を負うものではない。

▽問い合わせ先
メディア向け
Tammey George
Director of Communications
Telephone: +1-604-248-8696
tg@replicel.com

事業開発、投資家向け
BUSINESS DEVELOPMENT AND INVESTOR RELATIONS
Lee Buckler
VP Business & Corporate Development
Telephone: +1-604-248-8693
lee@replicel.com

日本人代表
Shinichi Muto
Chief Japan Representative
Euro Pacific Canada and RepliCel Life Sciences
Telephone: +81-0354-084311
shinichi.muto@europac.ca

ソース:RepliCel Life Sciences Inc.

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]