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【ロンドン2015年4月1日PRN=共同通信JBN】Semblantは1日、同社取締役会がサイモン・マクエレア(Simon McElrea)氏を最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。マクエレア氏は、2014年に新規株式公開に成功した米カリフォルニアのワイヤレス充電企業Energous Corporationのマーケティング・知的財産&ライセンス供与担当副社長を務めてきた。
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SemblantのディレクターでIpex Capital(Semblantの過半数投資企業)のプリンシパルであるマーチン・ステープルトン氏は「マクエレア氏は現在事業変革を進めるSemblantを率いる最適な人物である。同氏のライセンス供与および技術移転に関する同氏の実績は、まさにナノマテリアル・コーティング市場での地位を開拓するためにSemblantが必要とするスキルである」と語った。
サイモン・マクエレア氏は「この重要な時期にSemblantに入社できることをうれしく思う。Semblantが現在保有するナノマテリアル・ポートフォリオは、最新のモバイルおよびウエアラブル機器の展開にとって絶対に必要であり、同社は高度に革新的なロードマップを掲げ、自動車や軍事航空宇宙など広範な市場に対応している。同社は大幅な成長を遂げることになる」と語った。
マクエレア氏はEnergousの前にはInvensas Corporationのプレジデント、Tessera Technologies Inc.の最高技術責任者(CTO)を務めた。同氏は2011年Invensasを創立し、同社を有力な半導体およびIPライセンス供与企業に育て上げ、大成功を収めたTesseraの再建の原動力となった。
マクエレア氏は、シリコンバレーを本拠とする家庭用電化製品およびIP企業のVertical Circuits IncのCEOを歴任したあと、2010年Tesseraに加わった。Vertical Ciucuitsの前には、Amkor Technology、Honeywell Materials Inc、Johnson Mattheyでさまざまな指導的役割を歴任、ここで米国、欧州、アジアで半導体関連製品および電子部品で新規事業を構築し、それを推進した。
シックスシグマ・ブラックベルト認定を受け、40件以上の米国特許考案者であるマクエレア氏はオックスフォード大学でエンジニアリングの学士号、修士号を受けている。同氏は英国の北アイルランド・ダウン州生まれ。
▽Semblantについて
Semblantは、電子機器製造向けの革新的なナノマテリアルのリーダー企業である。同社のミッションは、電子機器製造を根本的に向上させる高度なプラズマプロセッシング・ソリューションを提供することである。Semblantのプラズマプロセッシングはエネルギー消費を軽減し、水や有害物質のリサイクルを必要とせず、高価な金属の必要性に取って代わるほか、製品品質の向上と製造コストの軽減をもたらす。同社は破壊的テクノロジーを使って総額16億ドルの市場に対応し、モバイル機器、家庭電化製品、エンタープライズ・コンピューティング、ネットワーク・インフラストラクチャー、自動車、軍事航空宇宙を含むさまざまなアプリケーションを提供する。Semblantのプロセッシングは、世界中の主要なPCBメーカーやOEMによって採用されてきた。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:Semblant
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