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【ブリスベーン(オーストラリア)2015年9月30日PR Newswire=共同通信JBN】Insitu Inc.の子会社でオーストラリアを拠点とするInsitu Pacificは30日、シドニーで10月6日から8日まで開催されるPacific - Australia's International Maritime Expositionで、Insitu Common Open-mission Management Command and Control(ICOMC2)( (リンク ») )地上コントロールステーションのデモンストレーションを実施すると発表した。
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ICOMC2は遠征使用向けに設計され、オペレーターが無人システム指揮統制のSTANAG 4586規格を通じて複数の無人車両を管理することを可能にする。そのオープン構造デザインはスケーラブルで、兵士着用デバイスほどの小型システムをはじめ、大スクリーンからの情報を統合ディスプレーに表示する作戦レベルのC2システムとのインターフェースをとるシステムで動作する。ICOMC2の構造は、プラグイン可能なツールの拡張性とカスタム化をサポートし、InsituはICOMC2 SDKを公開する予定。
Insitu Pacificのマネジングディレクターであるアンドルー・ダガン氏は「ICOMC2は実績があるシステムである。84万7000時間を越えるフライトを通じて改良が施され、現在は世界中で水陸両ミッションをサポートしている」と語った。
このシステムはビデオ・オーバーレイ機能によって状況認識を向上させており、オペレーターは1つの映像の中で、地形評価、衛星データ、目標識別、国境情報、音波探知などのデータをビデオにオーバーレイすることが可能となる。
ダガン氏は「ICOMC2は、Insituが業界をリードする技術を開発しアジア不太平洋地域の顧客独自のニーズをサポートしていることを示す好例である」と語った。
同社チームはPacific開催中にICOMC2のデモンストレーションを実施する。
Insitu Pacificはオーストラリアのクイーンズランドに本社があり、2009年6月からアジア太平洋地域にある防衛、民間、商業組織・機関に無人機(UAS)サービスを提供してきた。Insitu Pacificは米国に本社があるInsitu, Inc.の子会社である。
Insitu Inc.は、優れた意思決定を導く情報で業界をリードするプロバイダーである。Insituはボーイング社の完全子会社で、米国、英国、オーストラリアにオフィスを構えている。陸海両作戦向けの小さいフットプリントおよび遠征に焦点を合わせる同社は、センサー・データの収集、処理、理解のためのエンドツーエンド・ソリューションを提供する無人システムおよびソフトウエア技術を開発、サポートする。当社は世界中の軍事、商業、民間の産業における顧客の多様なニーズに寄与している。現時点までの累積で、これらのシステムは84万7000時間以上の作戦飛行と10万8000回の出撃を行っている。詳細はウェブサイトwww.insitupacific.com を参照。
▽問い合わせ先
Laura Griffith
Insitu Pacific
61-7-3812-4030
Jenny Beloy
Insitu Communications
1-509-637-6196
ソース:Insitu Pacific
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