ウイルスを利用する犯罪者は、実に様々な方法を思いつくものです。今回ご紹介するのはランサムウェア(ランサム、ransom=身代金)といって、被害者を脅し、金銭を要求するウイルスです。
もともとはロシアで流行った手法ですが、それが世界中に広まり、近年は日本でも被害報告が著しく増えています。ランサムウェアを悪用し逮捕された人の中には、一人で数千万ドルも稼いだ例もあったほど、脅威のあるウイルスです。
ランサムウェアによる金銭の要求方法には、いくつかのバリエーションがあります。
・公的機関を装って、違法行為(でっち上げ)の罰金を求めるもの
違法行為の例 ①被害者がコンピューターを違法な活動に使用している ②被害者がコンピューターに違法なコンテンツ(ポルノなど)をインストールしている
・コンピューターに勝手にロックをかけ(または暗号化し)、有料で解除をさせるもの ロックや暗号化をした理由 ①被害者がコンピューターを使って違法行為をしている(でっち上げ) ②被害者のコンピューターが偽造された(虚偽) ③被害者のコンピューターに不具合が起こった(虚偽) ④被害者のコンピューターがウイルスに侵された(虚偽、またはランサムウイルスの自作自演)
・個人情報を手に入れた証拠を見せ、有料で削除をさせるもの
個人情報の例 ①被害者のコンピューターのウェブカメラを乗っ取って取得した被害者の画像 ②被害者のコンピューターに記憶されている情報を盗んだもの
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