千葉県立現代産業科学館
世界初の埋込型皮質脳波ブレイン・マシン・インターフェースシステムを展示
~最先端ネットワークのかたち~
千葉県立現代産業科学館(所在地:千葉県市川市 館長:小野祐司)では、情報通信やエネルギー供給のネットワークの今とこれからを紹介する企画展「最先端ネットワークのかたち」を12月6日(日)まで開催しています。
情報通信の分野では、千葉県には空の玄関としての成田空港、海の玄関としての千葉港と並び、情報の玄関として南房総市千倉町に東南アジア・アメリカを最短距離で結ぶ光海底ケーブルが敷設されていることを紹介するとともに、光海底ケーブルの最新技術や保守技術などに関して紹介しています。数千メートルの深海から引き揚げた光海底ケーブルに触れることもできます。
新しいインターフェースとして、脳と機械の間で直接信号をやり取りして人の神経機能を代行したり、補完するための技術ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を紹介するコーナーでは、世界初の硬膜下留置型の埋込型皮質脳波BMIシステム「WHERBS(wireless human ECoG-based real time BMI system)を展示しています。体を全く動かせない患者が考えるだけでロボットアームを手の代わりに自由に動かせるようになることを目指す最先端の研究です。また、Mitaka Oculus Rift DK2、スマートグラス、網膜走査型レーザアイウェア、フローティングタッチディスプレイといった最先端技術も体験できます。
エネルギーの分野では、送配電とガス供給について、情報通信技術(ICT)を活用して限りある資源を有効に利用すべく進められている技術開発として、供給ネットワークやスマートグリッドを紹介しています。
●開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで
●休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
●入場料:一般500円、高大学生250円、65歳以上と中学生以下は無料
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