アエロフロートの1-10月の旅客輸送は前年比13.7%増

アエロフロート

From: 共同通信PRワイヤー

2015-11-27 16:31

アエロフロートの1-10月の旅客輸送は前年比13.7%増

AsiaNet 62679(1549)

【モスクワ2015年11月26日PR Newswire=共同通信JBN】アエロフロートPJSC(Aeroflot PJSC、モスクワ証券取引所ティッカー:AFLT)は26日、アエロフロート・グループ(以下グループ)およびアエロフロート・ロシア航空(以下同社)の2015年10月と同年1-10月の運航実績を発表した。

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グループと同社の2015年10月と同年1-10月の運行実績は、トランスアエロ航空の旅客を輸送する計画へのグループの参加によって大きな影響を受けた。10月には、トランスアエロ航空の全便が26日に運行停止するまで、トランスアエロ航空の旅客はアエロフロート・グループが運行するトランスアエロ便およびグループ自身の定期便で輸送された。このような状況を処理するための特別運行センターが設置され、旅客輸送に伴う金銭上の支出を最小限に抑える目的でトランスアエロ旅客を割り振った。

この文書が示す輸送実績は、アエロフロート・グループの便で運ばれたトランスアエロの旅客についてのみ示している。旅客は8万8700人、有償旅客キロ数(RPK)は2億5920万だった。アエロフロート・ロシア航空は最大数のトランスアエロ旅客6万1100人、RPKで1億7830万を輸送した。2015年9月、10月のアエロフロート・グループ運行管理によるトランスアエロ便の旅客を含めると、輸送旅客総数は190万人となった。

トランスアエロ航空の旅客に対するサービス提供には、多くの路線の増便あるいは大型機の割り当てなどを含め、アエロフロート・グループのフライトスケジュールに大きな変更を必要とした。これらの便宜的な変更は、座席キロ数への影響はあったが、運行計画の枠内だった。ロシア国内航空会社オレンエアは、グループの運行プログラムの範囲外の旅行代理店Biblio Globusの顧客であったトランスアエロ旅客のために追加の輸送力を提供した。

トランスアエロ旅客の輸送は、2015年10月のグループおよび同社の前年比旅客搭乗率の増加を説明する主要な要因となった。

▽2015年1-10月の運航ハイライト
2015年1-10月のアエロフロート・グループの旅客輸送数は前年比13.7%増の3350万人だった。アエロフロート航空の旅客数は、同期間で前年比10.6%増の2200万人だった。

グループの有償旅客キロ数(RPK)は2015年1-10月で前年比8.1%増、同社は10.3%増だった。同期間のグループの座席キロ数(ASK)は前年比7.8%増、同社のASKは9.1%増。グループの同期間の旅客搭乗率は前年比0.2ポイント増の79.2%、同社は1.0ポイント増の80.3%だった。

▽2015年10月の運航ハイライト
2015年10月のアエロフロート・グループの旅客数は340万人で、前年比17.9%増だった。アエロフロート航空の旅客数は230万人で13.1%増。

グループおよび同社のRPKは前年比それぞれ11.3%、11.9%増加した。ASKは、アエロフロート・グループが前年比9.3%増、アエロフロート航空が8.8%増だった。

国内路線では、グループの旅客数とRPKは、それぞれ前年比37.1%、31.1%増加した。これは主として国内便の需要増、国内観光旅行の伸び、格安便旅行の増加、および高需要路線の増便を含むASKの前年比29.0%増に起因する。2015年10月の国内路線の同社旅客数とRPKは、それぞれ17.9%、17.2%増加した。これは国内便の需要増とそれに伴うASKの13.4%増にけん引された。

国際路線では、グループの旅客数とRPKは2015年10月にそれぞれ、前年比3.1%、1.8%減少した。この下落は、グループが引き続き子会社の輸送力の効率化(主としてチャーター便部門)と、国内路線への輸送力振り向けを続けていることに伴い、国際路線のASKが前年比3.4%減少したことに起因する。アエロフロート航空の国際路線の旅客数とRPKは2015年10月、いずれも前年度比8.8%増加した。同社の国際路線の伸びは、複数の外国航空会社がロシアへの便数を減らしたため競争が低下したほか、シェレメチェボ空港経由の国際便の増加によって支えられた。

2015年10月の旅客搭乗率は、グループで前年比1.4ポイント増の78.8%、同社で2.2ポイント増の80.6%だった。

▽機材の更新
アエロフロート航空は2015年1-10月に、ボーイング737-800を6機、SSJ100を5機、ボーイング777-300ERを3機追加した。同じ期間に、5機のIL-96が退役した。アエロフロート機材の純増は9機となる。2015年10月31日時点で、アエロフロート航空の機材は164機。

アエロフロート・グループは2015年1-10月に、Boeing 737-800を11機、エアバスA319を1機、SSJ100を5機、ボーイング777-300ERを3機追加した。9機のボーイング737-800、1機のエアバスA320、5機のIL-96が退役した。2015年10月31日時点で、グループの機材は262機。

ソース:Aeroflot

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