横浜商科大学はこのたび、授業で企画した商品の企画販売サイト「YOT(よっと)」をオープンした。これは経営情報特論A「インターネットを利用した商品企画販売」の中で学生たちが考えた商品を販売するもの。同大吉田隆弘講師、有限会社0.1tの協力で実現した。
横浜商科大学経営情報学科では1年次からインターネットショップ運営やスマホアプリ製作を行う授業を設け、IT教育に力を入れている。教員や制作会社の丁寧なアドバイスを受けながら商品の企画・開発から顧客ニーズの分析やプロモーション、予算管理、販売までを実施。商品の企画から販売を実際に体験することで、学生はそのプロセスや仕組みを身につけられるだけでなく、社会でどのような力が必要なのかを実感する。こうした実践的な授業を通して、ネットワーク社会で活躍できるビジネス人材を育成している。
「YOT」は、今年度に夏季集中講義として開講した、経営情報特論A「インターネットを利用した商品企画販売」(担当 経営情報学科 吉田隆弘講師)の中で立ち上がったウェブサイト。受講した学生たちがチームを組んで「考えて、つくって、売ってみる」を行うもので、インタ―ネットを利用した商品販売の実践を修得してもらうことを目的としている。
学生たちは「横浜を好きになってもらいたい」「商品を手に取って喜んでもらいたい」と考えた商品を企画し、現在、ゆるキャラのマグカップやTシャツ、ネクタイなどを販売している。
今後、講義や経験を重ねてさらに充実したサイトを構築していく。
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