AsiaNet 62931 (1661)
【シカゴ2015年12月23日PR Newswire=共同通信JBN】1847年に始まって以来、今日的意味を持ち続けてきた伝説のSmith Brothersブランドは、2015年9月28日、ついに製品工場のドアを閉鎖した。米国初の小売りせき止めドロップのメーカーであるSmith Brothersの米イリノイ州ブライトンパークにある製造施設の全資産は、2016年1月20日に公開オークションで売却される。オークションに関心のある人々は、販売される全アイテムの写真付きのリストはオンライン上のwww.rabin.com で閲覧できる。
Smith Brothersは、1850年代までさかのぼってほぼ75年間、1926年にWarner Lambert Companyに売却されるまで、Smithファミリー内にとどまってきた。過去数十年間、かつて広くはやっていたSmithせき止めドロップは、若い世代の間で忘れ去られていった。パッケージの上に目立つように描かれていたあごひげの兄弟の名前とイメージは、1970年代に売れ行きが落ち込んでしまうまで、ブランドの人気を忘れなかった人々の間で親しみのあるものとしてとどまっていた。現在、せき止めドロップは6億8800万ドルの市場となっており、主にホールズ(Halls)とリコラ(Ricola)によって占められている。
ブランドを再活性化する試みとして2014年11月、シカゴを拠点とするある投資グループが165年以上持ちこたえてきたSmith Brosのブランドを販売促進する300万ドルの広告キャンペーンを開始した。キャンペーンはカフェインとセロトニン入りドロップのイノベーションを引き起こしたが、この努力はあまりにも遅すぎ、必要な売り上げを達成できなかった。
米中部標準時1月20日(水曜)午前10時ちょうどに始まる1日間のオークションは、1900年代後半にさかのぼる年代もののキャンディー製造機から2014年設置された高速包装ラインまで800以上のアイテムを含む。Rabinのリチャード・リース最高経営責任者(CEO)は「せき止めドロップの製造に加え、機器のかなりの部分はハードキャンディーとソフトキャンディーのメーカー、食品およびスナックの製造加工業者、包装業者によって活用できるものである」と語った。リース氏は、同ブランドの歴史が世界中の菓子、スナック食品のメーカーから関心を呼ぶものと考えている。
今年10月、同工場の資産は、シカゴのPPL、ボストンのGordon Brothers、そして菓子製造・包装機械の販売を専門とするリース氏の会社であるRabin Worldwideを含む工場施設の競売業者グループに購入された。
ソース:Rabin Worldwide
▽問い合わせ先
Rabin
+1-415-522-5700
info@rabin.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。