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【パース(オーストラリア)、クアラルンプール、チューリヒ2016年1月12日PR Newswire=共同通信JBN】オーストラリアで株式が上場されているHolista CollTech Limited(ASX:HCT)は12日、白パンなどベーキング製品の摂取で起こる血糖値の上昇を大きく減らす天然成分のブレンドという世界的な科学的大進展を発表し、シドニーの有力大学が確認した。
同大学は2015年12月、バイオテクノロジー会社のHolista、欧州最大の独立系特殊ベーキング成分の供給会社でスイスに本社を置くVeripan AGとともに、最終的な臨床研究を行った。
この研究でオクラ(レディーズ・フィンガー)、ダル(レンズマメ)、オオムギ、フェヌグリークの抽出物で作られているHolista独自のGIライト組成とVeripanの天然酵母のPANATURA(R)をブレンドした白パンが世界のクリーンラベル白パンによって達成されたなかで最低のグリセミック指数(GI)53を記録したことが確認された。
HolistaとVeripanはPANATURA(GI)を共同提供し、クライアントが世界初のクリーンラベル低GI白パンの「糖尿病患者用パン」を発売できるようにする。両社はまずオーストラリアをターゲットにし、ついで欧州、北米、中国、インド、その他の残りのアジアをねらう。世界の白パン市場は1700億ドル規模である。
PANATURA(R)GIは生産コストをわずかに増加させるだけであり、最終組成の約5-7%を占めるにすぎない。
公衆保健専門家によると、白い粉ベースの製品の摂取増加は肥満、糖尿病、心臓病を特徴とする「メタボリック・シンドローム」のまん延をもたらす。
GIは炭水化物を含む食品の血糖値を上昇させる力の指数である。GIの数値は世界の選ばれた栄養研究者だけが提供できる臨床試験などの方法を使って測定される。
Holistaの最高経営責任者(CEO)ラジェム・マルニッカ博士は「パン、ピザ、麺を含む加工食品の消費増大によって起こる血糖値の上昇に懸念が高まっている時期だけに、これは大きな進展である。これで初めて消費者は味や質を低下させずにより健康的な選択をすることができる」と語っている。
Veripanのメールト・J・グローテス会長は「ベーキング業界の専門家として、これは薄切りパン以来最も素晴らしいことだと私は確信をもって言える。Holistaの専門知識とわが社の事業ネットワークによってわれわれはこの革命的な組成を世界中の食品メーカーが使えるようにするつもりだ」と述べている。
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ソース:Holista Colltech
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