公立大学法人首都大学東京
産業技術大学院大学 次期学長予定者の決定について
1 次期学長予定者
川田 誠一(かわた せいいち)(61歳)
(現 産業技術大学院大学 産業技術研究科長)
2 選考理由
産業技術大学院大学学長選考会議(以下「学長選考会議」という。)は、書類の審査及び候補者への面接を行った結果、以下の理由を総合的に勘案し、同氏を次期学長予定者として選考した。
(1)本学は、東京都地方独立行政法人評価委員会から、第二期中期計画における取組を高く評価されるとともに、認証評価においても、評価基準を十分に充足しているとの評価を受けてきているが、氏は、研究科長として学長を的確に補佐し、「実践型教育の更なる推進、教育体制の整備」「国際化の推進」「産学公の連携推進」にかかる様々な施策に取り組むなど、大学運営に多大なる寄与、貢献をしてきたこと。
(2)氏は、専門分野である計測自動制御に関する優れた研究業績のみならず、横断型人材育成における教育プロセスや人材評価に関する調査を行うなど、教育活動の分野に関しても深い造詣を有しているほか、様々な公職に幅広く携わる中で、産業界や国・地方自治体と連携関係を構築し、専門職大学院の特色を最大限活かした社会貢献活動を推進していく上においても、広い視野と秀でた業績を有していること。
(3)氏は、東京都地方独立行政法人評価委員会から、本学に対し、今後更なる取組が期待されるものとして示されている「大学の認知度・ブランド力向上への取組」や「学生の能力向上やキャリア形成への取組」について、明確な課題認識を有し、今後の取組についても具体的な方向性を有していること。
(4)氏は、起業・創業支援を柱とする実践的プログラムの開発や先進的な教育手法の導入により高度専門職人材の育成に意欲的に取り組もうとしており、その姿勢は高く評価できること。
3 就任日・任期
平成28年4月1日(任期4年:平成32年3月31日まで)
4 任命
公立大学法人首都大学東京定款第12条により、学長選考会議の選考に基づき、理事長が任命する。
5 選考経過
(1)第1回学長選考会議(平成27年12月24日)
議長を選出し、議長がこれまでの実績等を踏まえ、川田氏を学長候補者に推薦した。
(2)第2回学長選考会議(平成28年1月12日)
今後の大学運営に関する基本的な考え方等を川田氏から聴取した後、審議の結果、同氏を学長予定者に選考した。
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