人民元がマレーシアの対中国・香港決済に使われる 通貨として2位を堅持

SWIFT

From: 共同通信PRワイヤー

2016-04-27 17:05

人民元がマレーシアの対中国・香港決済に使われる 通貨として2位を堅持

AsiaNet 63591

マレーシアと中国・香港間の決済において、人民元が単独首位の米ドルに次いで2番目に多く使われる通貨であることがSWIFTのRMB Trackerで明らかに。

ブリュッセル、2016年2月29日 - 最新のSWIFTデータによると、マレーシアと中国・香港間の人民元建て決済は過去12ヵ月間で68%、過去3年間では214%も増加しました。2013年1月に中国人民元がマレーシアリンギットを決済額ベースで上回り、3位から2位に浮上して以来、人民元は常に2位を維持してきました。

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「中国の市場変動や大々的に報道される経済減速にもかかわらず、シンガポール、タイ、マレーシアなどの東南アジア市場は、人民元決済センターの設立を含め人民元決済サービスを拡大してきました。この拡大傾向は、東南アジアと中国における非常に重要な広範な貿易関係を代弁するものです」とSWIFTアジア太平洋決済部門責任者のMicheal Moonは述べています。

グローバルでは、2016年1月時点で人民元は国際決済に主に利用される通貨として決済額ベースで引き続き5位を維持し、全世界の国際決済総額に占める割合は2.45%となりました。2015年12月の2.31%と比べるとやや増加しています。前月比で人民元建て決済のシェアは増加しましたが、決済額は5.7%減少しました。なお、同期間中の全通貨の国際決済総額は11.2%減少しました。

図は次のリンクからご参照ください:- (リンク »)

SWIFTと人民元の国際化について
2010年以降、SWIFTは様々な出版物や報告書を通じて人民元の国際化に関してお客様や金融界を積極的に後押ししてきました。SWIFTではBusiness Intelligence SolutionsチームよりRMB Trackerの重要な導入統計データ、人民元国際化の影響についての洞察、人民元決済およびオフショア決済のガイドラインについての展望を公開している他、銀行の人民元建て金融商品の導入支援、徹底的な分析およびビジネス・インテリジェンスの提供も行っています。さらにオフショア決済センターや中国の金融界とも連携して、人民元のさらなる国際化のサポートも行っています。

SWIFTネットワークはグローバルな人民元建て取引を全面的にサポートしており、SWIFTのメッセージングサービスではFINの標準中国語コード(CCC)やMX(ISO20022標準メッセージ)の中国語文字を用いて文字転送も可能となっています。また、SWIFTは人民元に特化したビジネス・インテリジェンスに関する一連の商品・サービスを提供して金融機関や企業をサポートしている他、『オフショア・クロスボーダー人民元ベストプラクティス・ガイドライン』の発行に向けて業界と協力し、人民元関連のバックオフィス業務の標準化を進めております。

RMB の国際化について詳しくはこちら ( (リンク ») ) をクリックしていただくか、当社の新しいLinkedIn グループ「Business Intelligence Transaction Banking」にご参加ください。

SWIFTについて
SWIFTは会員制協同組合であり、200を超える国と地域にある、10,800以上の銀行や証券会社、企業をつなぐ通信プラットフォーム、製品、サービスを提供しています。SWIFTを活用することで、ユーザーは標準化された財務情報を自動で安全かつ確実に交信でき、結果的にコストや業務リスク、運用面での非効率性を削減することが可能となります。また、SWIFTは、協働による市場慣行の形成や基準の設定、互いに関心がある問題についての議論を推進することで、金融コミュニティを一つにする役割を担っています。

詳しくはwww.swift.com( (リンク ») ) をご覧いただくか、Twitter:@swiftcommunity ( (リンク ») ) およびLinkedIn:SWIFT ( (リンク ») )をフォローしてください。

お問い合わせ
Cognito
swift@cognitomedia.com
+44 (0)20 7426 9400

免責事項
SWIFTは、RMB Trackerの内容について目的への適合性、完全性、正確性を保証しません。また過去のRMB Trackerのデータを修正する権利を留保します。なおRMB Trackerの情報提供のみを目的として実態に即して配信しています。あくまでも参考情報を提供するための出版物であり、推奨事項や助言を提供することを意図していません。RMB Trackerの利用者は、全面的または部分的に関わらずRMB Trackerデータに基づく判断に対して全責任を負うものとします。SWIFTは、各人によるRMB Trackerの利用に関して一切の責任を負いません。RMB TrackerはSWIFT出版物です。SWIFT (C) 2016禁無断転載


(日本語リリース:クライアント提供)


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