Harold W. McGraw, Jr. Prize in Educationの受賞者を発表

マグロウヒル・エデュケーション

From: 共同通信PRワイヤー

2016-03-04 17:43

Harold W. McGraw, Jr. Prize in Educationの受賞者を発表

AsiaNet 63665 (0292)

【ニューヨーク2016年3月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*1988年創設の権威のある賞がアナント・アガルワル(Anant Agarwal)、アルベルト・カルバーリョ(Alberto Carvalho)、サケナ・ヤクービ(Sakena Yacoobi)の3氏に授与される

2016年のHarold W. McGraw, Jr. Prize in Education( (リンク ») )の受賞者が3日、発表された。この賞はイノベーションに栄誉を授けるもので、1988年の同賞創設以来、最も権威のある教育賞の1つとなっている。同賞は、新しいアプローチを通じて教育の向上に身をささげ、その成果が今、変化をもたらしている傑出した個人を表彰する。受賞者は5万ドルの賞金とブロンズ彫刻を授与される。

▽2016年の受賞者
*アナント・アガルワル(Anant Agarwal)氏:edX( (リンク ») )最高経営責任者(CEO)兼マサチューセッツ工科大学教授。世界中の数百万人の生徒の教育に役立ってきたMassive Open Online Course(MOOC、大規模公開オンライン講座)活動展開の傑出した指導者としてU.S. Higher Education賞を授与される。

*アルベルト・M・カルバーリョ(Alberto M. Carvalho)氏:マイアミデード(Miami-Dade)( (リンク ») )学区管理者。複雑な都市部で水準を向上させ、卒業率を改善する傑出モデルとなるような模範的リーダーシップに対してU.S. K-12賞を授与される。

*サケナ・ヤクービ(Sakena Yacoobi)氏:Afghan Institute of Learning( (リンク ») )最高経営責任者(CEO)。彼女の仕事がアフガニスタンの地域社会、特に女児、女性の教育に与えた変革的影響、また、後に続くよう他の人たちを勇気付けたことに対してInternational Education賞を授与される。

授賞晩餐会および式典は、4月19日にサンディエゴのASU GSV Education Innovation Summit( (リンク ») )で開催される。

McGraw-Hill Companiesのハロルド(テリー)マグロウ3世・前会長兼CEOは「3人の受賞者は世界中の次世代の学習者を勇気付ける類いまれな教育指導者である。われわれはMcGraw Prize in Educationの輝かしい受賞者に彼らが加わることを誇りに思う」と述べた。

マグロウヒル・エデュケーションのデービッド・レビン社長兼CEOは「アナント、アルベルト、サケナの3氏は、数百万人の生徒の人生を変えた。彼らの業績とイノベーションは、
世界中で変化をもたらすために働いている他の人たちに称賛され、共有される」と語った。

アリゾナ州立大学学長のマイケル・クロー博士は「ASUは、教育における傑出したイノベーターに栄誉を授けるこのパートナーシップの一部であることを誇りに思う。今年の受賞者は、教育を受ける機会を増やすことから教室に技術を取り込むことまで、世界中の教育者が直面している最大の課題の幾つかに取り組んできた。彼らはそれぞれ、われわれ全員が学ぶことのできる成功例を提供している」と語った。

この賞は今年、マグロウヒル・エデュケーションとアリゾナ州立大学との間の新たな提携の一環として重要な変化を経験した。今年は初めて、一般市民がMcGrawPrize.com( (リンク ») )にアクセスすることによって推薦候補を提出する機会を得た。200人以上の一般推薦候補が提出され、同賞の研究グループによって指定されたその他の傑出した個人とともに検討された。

受賞者は各カテゴリーの最終候補者3人のリストの中からテリー・マグロウ、デービッド・レビン、マイケル・クローの3氏によって選出された。最終候補者は、McGraw Prizeのこれまでの受賞者を含む著名な審査員団が選んでいる。

▽審査員(*は過去のMcGraw Prize受賞者)

K-12 Education
*イボンヌ・チャン氏(*):Vaughn Next Century Learning Centerの創設者兼校長
*マーク・エドワーズ氏(*):ノースカロライナ州モーズビル(Mooresville)学区の管理者
*ナンシー・グラスミック氏(*):Kennedy Krieger Instituteの共同所長、タウソン大学のPresidential Scholar
*ゲリー・ハウス氏(*):Institute for Student Achievement理事長
*リンダ・ロバーツ氏:National Consultant、相談役、Board Director

Higher Education
*リチャード・デミロ氏:ジョージア工科大学Center for 21st Century Universities事務局長
*ロバート・フェルドマン氏:マサチューセッツ州立大学アマースト校の副校長
*フリーマン・フラボウスキ氏(*):メリーランド大学ボルティモアカウンティー校校長
*ダイアナ・ナタリシオ氏(*):テキサス大学エルパソ校の校長
*ジェフ・セリンゴ氏:作家、コラムニスト、演説家
*フィリップ・ユリ・トライスマン氏:テキサス大学オースティン校のThe Charles A. Dana Centerの事務局長

International Education
*バレリア・ブラバタ氏:Latin America & the Caribbean, Global Fund for Womenのプログラムディレクター
*エドワード・バーン氏:キングス・カレッジ・ロンドンの学長兼校長
*マルコム・グラント卿:NHS England のChairman、ヨーク大学の学長
*イアン・ジェイコブス氏:ニューサウスウェールズ大学の学長兼副総長
*マイク・ケッペル氏:スウィンバーン工科大学のPro Vice-Chancellor of Learning Transformations
*ダビド・ノエル・ラミレス・パディージャ氏:Tecnologico de MonterreyのRector
*アンドレアス・シュライヒャー氏(*):経済協力開発機構(OECD)のDirectorate of Education and Skills局長
*プラマト・ラージ・シンハ氏:インドのアショカ大学創設者兼理事

同賞に関する最新情報と過去の受賞者からのニュースは、#McGrawPrizeでフォローを。

▽3人の受賞者に関する詳しい情報
*edXのCEO兼マサチューセッツ工科大学教授( (リンク ») )のアナント・アガルワル氏は、教育の明確なビジョンを持った人である。MOOC発展の背後にある推進力として、彼の取り組みは世界中の文字通り数百万人の生徒の教育を可能にした。彼は学習の民主化に尽力している。多数のパートナーシップを通じ、edXはアガルワル氏の指導の下、世界中で教育を受ける機会を大幅に増加させた。アガルワル氏のTEDトークはwww.edx.org で閲覧、参照できる。

*アルベルト・M・カルバーリョ氏は2014年にNational Superintendent of the Yearに指名された。彼は2008年、米国で4番目に大きな学区、マイアミデードを引き継いだ。カルバーリョ氏はこの大きな学区を指導し、到達度の差を狭め、卒業率を著しく向上させ、学区の財政を再び健全化させることにおいて、目覚ましい成功を収めた。これは「The Miami Miracle(マイアミの奇跡)」として知られるようになった。マイアミデードは今、「one size fits none (1つではどんな場合にも通用しない)」ことを確認するため、カルバーリョ氏が発案したiPrepAcademyを含め、毎年35万5000人の生徒に新しいプログラムを提供している。カルバーリョ氏は、生徒に教室での成功を保証することだけでなく、マイアミデードで生徒の命を奪っている地域社会の暴力に対する解決策を見つけることに全力を尽くしている。17歳で米国に来て、英語も話せなかったカルバーリョ氏は、家族の中で最初に高校を卒業した人物であった。カルバーリョ氏のホワイトハウスでのスピーチは( (リンク ») )で閲覧可能。

*サケナ・ヤクービ氏は、アフガニスタンの人たちが数十年に及ぶ戦争と対立の後に直面している教育と医療の不足に対処するため、彼女が1995年に創設したAfghan Institute of Learning(AIL)のCEOである。その創設以来、AILは直接的あるいは間接的に1200万人以上の人たちの生活に影響を与えてきた。ヤクービ氏の指導の下で、AILは草の根レベルで働く革新的組織として地域社会と人々を支援し続けている。彼女はまた、Creating Hope International (CHI)の共同創設者兼副総裁であり、アフガニスタンに個人的な施設、すなわち、4つの学校、1つの病院、1つのラジオ放送局を設立している。ヤクービ氏のTEDトークは( (リンク ») )で閲覧可能。

▽マグロウヒル・エデュケーション(McGraw-Hill Education)について
マグロウヒル・エデュケーションは、生徒、保護者、教育者、専門家の成果向上に役立つ個別学習体験を提供するラーニングサイエンス企業である。マグロウヒル・エデュケーションは北米、インド、中国、欧州、中東、南米にオフィスを展開し、約60の言語で同社の学習ソリューションを利用できるようにしている。詳細はmheducation.com( (リンク ») )、Facebook( (リンク ») )、Twitter( (リンク ») )を参照。

▽アリゾナ州立大学(Arizona State University)について
アリゾナ州立大学(ASU)は米国研究大学の新たなモデルを発展させ、エクセレンス、アクセス、インパクトに力を注ぐ機関を作り出してきた。ASUは、同大学が排除する人たちではなく、包含する人たちによって自らを評価している。ASUは公共の利益に寄与する研究を追求し、同大学を取り囲む地域社会の経済的、社会的、文化的活力について大きな責任を負う。ASUは、学長のマイケル・クロー博士の指導の下に、世界で最も進歩的な国際教育機関の1つとして浮上してきた。このトップクラスの研究大学に関する詳細は (リンク ») を参照。

▽問い合わせ先
Daniel Sieger
McGraw-Hill Education
(646) 766-2001
dan.sieger@mheducation.com

Carrie Lingenfelter
EdPlus at Arizona State University
(480) 884-1541
carrie.lingenfelter@asu.edu

ソース:McGraw-Hill Education

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