琉球エアーコミューター、沖縄でBombardier Q400カーゴコンビ機を披露

TOKYO, Mar 31, 2016 - ( JCN Newswire ) - 【カナダ、オンタリオ州トロントおよび沖縄】 Bombardier Commercial Aircraftは本日、那覇空港の日本トランスオーシャン航空の整備センターで開催された特別式典中に、沖縄の琉球エアーコミューター株式会社(RAC)と、Q400カーゴコンビ機2機を披露しました。RACはQ400カーゴコンビ機のローンチカスタマーで、JALグループの構成企業です。本日披露されたQ400航空機は、同社の発注した貨客コンビ構成機5機のうち最初の2機です。

RACのQ400コンビ機それぞれの、貨物積載能力は最大2,540 kg (5,600 lb)で、乗客定員は50人です。沖縄県庁代表などのゲストの参加する航空機見学会も催されました。

同社の機材にはBombardier Q100航空機4機とQ300航空機1機があり、沖縄諸島から国内旅客便を運航しています。

「RACでは1997年から、弊社のリージョナル路線の運航のバックボーンとしてBombardier Dash 8 Series 100航空機を使用しています。」と、琉球エアーコミューターの伊礼恭社長は述べました。「収益性の高い効率的な運航業務を20年近く続けてきた弊社が、機材を拡充してQ400カーゴコンビ機の運航を開始する最初の航空会社となることを誇らしく感じています。本日は、Bombardierとの継続的な協業における重要な節目であり、沖縄のビジネスとレジャーのハブを提供する弊社の成長戦略に新たな1ページが開けました。」

「RACの本拠地であるここ沖縄で、Q400カーゴ・コンビ機を正式に披露することを光栄に感じています。」と、Bombardier Commercial Aircraft中国および北アジア販売VPのAndy Solemは述べました。「RACは、先見の明と革新的知見を持つ企業で、特有のビジネス要件への対応にBombardierの支援を求めていました。このユニークなQ400カーゴ・コンビ機は両社の協業の成果です。同機はこれから、貨客輸送向けのリージョナル航空機市場で、新しい機会を提供していきます。」

Q400航空機について

最新の21世紀型ターボプロップとして設計されたQ400航空機は、Q Series航空機ファミリーの中で開発時期がもっとも新しい機種です。比類ない性能、運航柔軟性、快適な乗り心地が特徴です。Q400 NextGen航空機は、標準的な単一クラス構成に加えて、快適な乗り心地を提供する2クラス型内装(オプション)、高密度市場向けの最大90座席を提供する座席数追加構成(オプション)、カーゴコンビ構成で提供可能です。

Q400コンビ型航空機の積載量と柔軟性はセグメント最大で、現在利用可能な中では唯一の、複数構成可能な商用ターボプロップです。最も積載量の大きいレイアウトに収容できる貨物の最大重量は4082 kg (9,000 lb.)、最大容量は32立法メートル(1,150立法フィート)です。この大量貨物バージョンでは、32インチのシートピッチに50人の乗客、29インチのシートピッチに58人の乗客がゆったりと座ることができます。Q400貨客機の「クラスC」貨物室は、業界の最新の法規制に対応して設計されています。

ターボプロップとしての属性とジェット機のような機能と、業界トップクラスの乗客エクスペリエンスと環境フットプリントを組み合わせたQ400航空機は、非常に汎用性が高く、さまざまなビジネスモデルに適応できます。Q400航空機に置き換えられることの多い機種のジェット機と比較した場合、燃料燃焼が30%少ないため、炭酸ガス放出量を大幅に減らして、コスト効率を増大します。巡航速度が従来のターボプロップより160 km/時も速いため、ジェット機便のスケジュールとの飛行時間の差を数分に抑え、同時にもっと大型の単通路ジェット並みの座席コストを実現できます。大型プロペラを低いRPMで作動させ、騒音を抑えつつ大きなパワーを生み出すことができるので、都市中央部に適したオプションとなっています。

Bombardierが最近発表した90座席のQ400航空機は、世界最大の定員数の商業用ターボプロップで、競合ターボプロップと比較して、12～14座席多く、1座席当たり20%のキャッシュオペレーティングコストの優位性があり、スピードは30%速く、1機当たり800万米ドル以上の付加価値を提供します。Bombardierが、輸送量の増加への対応と顧客の収支向上を目指す継続的改善を重視していくことの確認として、Bombardierはまた、Q400航空機の最大積載量を2,000 lb増加し、A整備とC整備の間隔を飛行時間600/6,000時間から800/8,000時間へ延長する(i)ことを発表しました。これらはすべて、2018年の就航開始までには利用可能になります。

Q400航空機ファミリーには、40か国60社以上の所有企業および運航業者が含まれます。世界各国の機材数は、飛行時間670万時間以上を記録し、4億1300万人以上の旅客を運びました。Q400航空機は、長年にわたり運航業者のお客様にとって価値の高い資産として高い評価を受けており、現在はリース業者からの注目も高まっています。

Bombardierが受けた正式発注数は、Q400航空機全体で547機です。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界最大のメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2015年12月31日締め会計年度の売上高は、182億米ドルでした。ニュースと情報は (リンク ») をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

- 琉球エアーコミューターのQ400航空機の画像は www.bombardier.com に本プレスリリースとともに掲載されています。
- Q400航空機について詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。
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- (i)航空当局の認可が条件です。

Bombardier、Dash 8、Q300、Q400、Q SeriesおよびThe Evolution of Mobilityは、Bombardier社とその子会社の商標です。

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