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【ハミルトン(バミューダ諸島)2016年4月5日PR Newswire=共同通信JBN】Oil Insurance Limited(以下OIL)は3月31日(火曜日)、フェアモント・サザンプトン・ホテルで2016年株主年次総会(AGM)を開催し、2015年財務諸表の精査・承認を受け、取締役を選出した。OILは2015年に保険業務で5670万ドルの利益を得た。純投資利益と総経費を計算に入れると、年間純利益は3090万ドルになる。OILの2015年決算に関する詳しい情報は (リンク ») から同社の監査済み財務諸表を参照できる。株主は年度末の財務状況を精査した後、財務諸表と2016会計年度の監査役としてKPMGの再任を承認した。
同社はさらにAGMで、取締役会がOILの財務上の成果の持続と堅実な財務状況を認めて、2016年1月1日時点で登録済みの全株主に対し、総額2億ドルの配当を2016年6月16日に支払うことを決定したと報告した。最後に株主は、Legacy Retrospective Premium Plan(遡及保険の一種)と、取り扱いをやめたWatercraft coverage(暴風保険)の不使用文言の廃止を含むRating & Premium Plan(保険料率・保険料プラン)の改定を承認した。
ベルティル・C・オルソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「Oil Insurance Limitedは会員に対する長期的な価値の提供に務めており、広範な契約条件によってかなりの保険限度額を設定し、適切な時期に保険料払い戻しと配当という形で余剰価値を還元するともに、全体的に価値の高い勧誘をするために追加的な保険カバーを検討することもある」とコメントした。
ジョージ・ハッチングズ上級副社長兼最高執行責任者(COO)は「OILの働き方を全面的に見直すために2006年に始めた相互会社の変革がこの年に完了した。最初に手を付けた暴風保険の再構築から、変革はほぼすべての業務におよんだ。そこに含まれるのは株主契約、Rating & Premium Plan、OILの資本管理の枠組み、OILが保険業界とエネルギー産業で取り扱う保険料と基本的なやり方などだ。2016年からOILの取締役会と経営陣は戦略計画の策定に着手する。それは次の5年間に総合価値提案のベストの方法をいかに改善するかに的を絞る」と語った。
AGMの終了後に取締役会が開かれ、ロベルト・ベンザン氏を取締役会会長に、テオ・ギドリー(Theo Guidry)氏を副会長に選出した。ベンザン新会長は「2億ドルの配当は、OILの株主へ適切な時期に利益を還元するという取締役会の前向きな姿勢を表す」とし、「OILは商品やサービスを提供する強固な基盤を保ちつつ、株主の独自のニーズに専念している。その基盤は44年の社史を通して一貫して強固であった」と語った。OILの損害保険適用分野および関連する価値命題についての詳しい情報はウェブサイト( (リンク ») )を参照。
Oil Insurance Limited(OIL)は、最大4億ドルの資産を持ってAマイナスに格付けされる資産が総額190億ドルを超える50社強の会員の2兆9000億ドル以上の世界的エネルギー資産に保険を掛けている。会員は中堅から大企業までの公営および民間のエネルギー企業で、少なくとも10億ドルの実物資産を持ち、投資適格級かそれと同等の格付けを持っている。同社の保険商品にはProperty(Physical Damage、物的損害)、Windstorm(暴風)、Non Gradual Pollution(非漸進的公害)、Control of Well(暴噴制御費用)、Terrorism(テロ)、Construction(建造)、Cargo(積み荷)が含まれる。OILが守る産業セクターとしてはオフショア・オンショアの探鉱・生産、精製・マーケティング、石油化学、鉱業、送油管ルート、電力事業者、その他のエネルギー関連ビジネスなどが含まれる。
ソース:Oil Insurance Limited (OIL)
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