AsiaNet 64844(0761)
【ボストン、ソウル(韓国)2016年6月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*この協業は疾患モデリングにおける誘導性神経幹細胞の活用に注力
再生医療の先駆企業であるORIG3N, Inc.( (リンク ») )と革新的な幹細胞療法を開発しているKangstem Biotech( (リンク ») )は21日、疾患モデリングにおける誘導性神経幹細胞(iNSC)の有用性を研究する科学上の協力を開始したと発表した。この協業の一環として、Kangstem Biotechは疾患モデル・プラットフォームで利用するiNSCをORIG3Nに供給する。
Kangstem Biotechは、皮膚線維芽細胞から直接患者に特定のiNSCを生成する新しいアプローチを開発した。iNSCは神経障害に対する治療と医薬スクリーニングに利用するため、異なる神経細胞型にさらに差別化されることができるようになる。ORIG3NはiNSCを研究するため社内能力を活かし、疾患モデル化アプリケーションにKangstemのiNSCの利用を進めることを目標にする。
Kangstem Biotechのキュンスン・カンR&D部門最高経営責任者(CEO)は「われわれは患者がさらに長く幸せに生きられるよう、不治の病を治療する幹細胞療法を開発するため働いている。当社の革新的な幹細胞の有用性を拡大するため、ORIG3Nのような企業と協業することは、当社の業務とミッションにとって価値あることだ」と語った。
ORIG3Nは、血液サンプルを誘発性の多能性幹細胞に再プログラミングするため、ノーベル賞を受賞したテクノロジーを利用することによって医療の将来を変えようとしている。誘発性の多能性幹細胞はこのプロセスを経た後、ニューロン、心臓細胞、肝細胞を含む異なる細胞型を育てるために利用される。これら細胞は精度の高い疾患モデリングと新薬発見の研究の強力なツールとなる。
ORIG3Nのロビン・Y・スミスCEOは「当社の科学者チームは、誘発性の多能性幹細胞を利用する疾患モデル化の最先端にある。われわれはKangstemと協業する機会を得て興奮している。Kangstemは神経疾患の治療開発の進展につながる神経幹細胞を開発する新しいアプローチを生み出した。Kangstemとの協業によって、われわれは特定個人に対する再生医療実現により一層近づくため、両社が成すべき仕事を進めていく」と語った。
▽ORIG3N, Inc. について
ORIG3Nは希少で遺伝性の疾患の理解と治療の変革の先頭に立っている。同社は疾患の細胞と分子上の根拠をより良く理解するため、世界最大規模の一元的に了解された細胞レポジトリを確立した。細胞は常に再生しており、ライフカプセル(LifeCapsule)と呼ばれる生きたヒトのデーターベースを生み出している。数千の人々がすでに、ヘルスケアの将来を前進させ、自身の今後の健康を守るために貢献している。同社の創業者は、それ以前はArtusLabsというベンチャー企業の一連の起業家であり、2011年にパーキンエルマー(PerkinElmer)社に買収された。
詳細は (リンク ») を参照。
▽Kangstemについて
Kangstem Biotech Co., Ltd.は、生物製剤の研究と開発に従事している。同社は主としてさまざまな不治の病に対する幹細胞療法を開発している。同社は2010年に創設され、韓国のソウルに本社がある。Kangstem Biotech Co., Ltd.は2015年12月21日、コスダック(KOSDAQ)市場に上場した。
▽問い合わせ先
Joy Lee-Calio
for ORIG3N
joy.lee-calio@havasww.com
+1 908-239-1080
ソース:ORIG3N, Inc.
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。