Jay Baron博士は次のように述べています。「自動車部品サプライヤーによって軽量化に対して重要な追究がなされ、素晴らしい実現技術によって車両軽量化の新たな可能性を切り開いていることを知り、感銘を受けています。また、完成車メーカーは、車両全体に先進技術を取り入れることで、安全性と性能を犠牲にすることなく車両の軽量化を実現しており、フルビークル部門の熾烈な競争を見れば、その点において各社がいかに大きな成功を収めているかがわかります」
2016年度Enlighten Awardの完成車部門のノミネート企業は以下のとおりです。
BMW社: 7シリーズ(2016年モデル)
CSR Bus社: TEG 6129 BEV(2016年モデル)
Ford Motor Company社: フォードF-350スーパーデューティー(2017年モデル)
General Motors社: キャデラックCT6(2016年モデル)
General Motors社: キャデラックXT5(2017年モデル)
いすゞ自動車: SMLバス(2015年モデル)
Volvo Eicher Commercial Vehicle Ltd社: 大型トラック
2016年度Enlighten Awardのモジュール部門のノミネート企業は以下のとおりです。
Alcoa社: マイクロミル
American Axle社: パワーテイクオフユニットのハウジング
ContiTech社: メルセデスベンツSクラスのポリアミド製リアサスペンション クロスメンバー
Dicastal社: ホンダ シビックのホイール構造最適化
Faurecia社: DecoDisplay – スマートHMIサーフェス
FTE社: EP20低圧オイルポンプアセンブリ
Magna Cosma International社: Jaguar Land Rover社向けリアレール
Novelis社: フォードFシリーズ向けアルミニウムシート
Pittsburgh Glass Works社: 艶出し剤の軽量化
Pranav Vikas社: ACシステムコンポーネント
Sika Automotive社: 耐衝撃接着剤テクノロジー
Tata Technologies社: ダンプ車両の軽量化
Volvo-Eicher Commercial Vehicle Ltd社: 商用シャーシ
Wanfeng Meridian社: クライスラーパシフィカ(2017年モデル)のマグネシウム製インナーリフトゲート
AltairのSenior Vice President of Automotiveを務めるRichard Yenは、次のように述べています。「今年度は完成車部門のエントリーが増えたことで、Enlighten Awardを巡る争いは盛り上がるでしょう。2025年のCAFÉ規制に適合するため、完成車メーカーによる軽量化の追求は今後ますます激しくなります。また、さまざまな技術で車両軽量化という難題に立ち向かっている自動車部品サプライヤーから多岐にわたるノミネートがあったのは、大変喜ばしいことです。2016年はEnlighten Award史上、最も競争の激しい年になるのではないでしょうか」
Altair Enlighten Awardの目的は、その年の車両軽量化における最高の業績を称え、産業界、エンジニア、政治家、教育者、学生および社会からの関心を集めて、業界での新たなアイデアをさらに競い合う機会を創出し、技術的な進歩を共有できるようにすることです。
この賞はCARのCALMイニシアチブの目標とも合致します。CALMイニシアチブは、材料部門と自動車メーカーが連携することにより、さまざまな材料をコスト効率の高い方法で統合し、車両質量の大幅な削減を実現することを目指しています。
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