こんにちはー。野田貴子です。今回も海外で面白そうなVMware関連コラムを私なりに意訳してご紹介します。なお、正確な文章を読まれたい方は以下の原文をご覧ください。
原文:
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シンプルな「uptime」コマンドの出力結果を使い、Log Insightがアーカイブ化できるものとは
私たちは子供が病気かどうかを知りたい場合に熱を測ります。もちろん確実な方法ではありませんが、鼻づまりと熱で簡単な診断ができます。通常は血液検査やCT検査、微生物学的試験法は行いません。検査したがる医者やお母さんもいますけれども。
これはITの世界でも同様です。全ての詳細な情報が常に必要なわけではありません。強力なモニタリングエージェントをデプロイ・管理したくないこともありますし、基本的なパフォーマンス情報だけで充分な場合もあります。
簡単な例を見てみましょう。Unixベースのシステムには、システムの現在の健康状態を表示するためのコマンドが、uptime, w, iostat, vmstat, mpstat, netstat, nmon、などとたくさんあります。今回の例ではuptimeコマンドを使用しましょう。crontabでこのコマンドを定期的に実行し、結果をシステムログに出力します。システムログは直接、またはエージェントを通してLog Insightにフォワード・統合されます。
ですので、最初のステップでは単に"crontab -e"コマンドを使用し、以下のようなエントリーをcrontabに追加します。
*/1 * * * * /usr/bin/uptime | /usr/bin/logger
crontabは /usr/bin/uptime コマンドを毎分起動し、結果をloggerに渡します。(uptimeとloggerコマンドのパスが/bin/uptimeや/bin/loggerのように異なるディストリビューションもあります。)
こうしてLinuxのuptimeメッセージがLog Insightで見られるようになります。
2016-05-17T11:23:01.980976+00:00 vcsa logger: 11:23am up 5 days 20:06, 1 user, load average: 2.09, 2.05, 1.88
上記のようなログですが、MacOSでは少し異なります。
May 17 13:24:00 macmini baublys[5578]: 13:24 up 1 day, 51 mins, 2 users, load averages: 2.09 2.24 2.21
次のステップでは、ミニマリズムなコンテンツパックのUptime-Output-v1.2.vlcp_.zipを解凍、インストールしてインポートする必要があります。クローンしなくても変更や改善ができるようにするため、"Import in to my content"の選択肢を選んでください。一度インポートすれば、uptimeコマンドの出力結果から抽出された新しい項目を見ることができます。そして例えば、ログインユーザー数とシステムロード量の相互関係を比較するといったことができます。
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