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【アムステルダム2016年8月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*TerraPayがPay2Globalを買収し、欧州経済地域(EEA)での事業展開を32カ国に拡大
Mahindra Conmvivaから創業したモバイル・ファーストの国際ネットワーク企業TerraPayは29日、英国Pay2Global Limitedの買収が規制当局の承認を受け、完了したと発表した。
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Pay2Globalは国際デジタル送金の適格企業で、EEAでの活動を認可されている。欧州に住んで働く、約5000万人の移民労働者の5人に1人が国際的な送金フローの4分の1を占めている(注1)。この買収によりTerraPayはEEA内32カ国ですぐに業務を展開でき、その範囲と送金商品の種類を拡大することで成長を加速させる。
TerraPayは小口クロスボーダー取引の国際支払いインフラを構築している。その業務は主な送金・受取マーケットのモバイル決済サービス・プロバイダーや金融機関、送金オペレーターを相互につなげる。この意味でEEAはTerraPayのアジア、中東、アフリカといった国際送金ネットワークとなじみやすく、新たな送金・受取場所を追加するとともに世界最大、最速で成長するマーケットに参入することになる。
TerraPayのアンバー・シュール創立者兼最高経営責任者(CEO)は今回の買収について「今、われわれは世界の最大送金マーケットである英国とEEAでビジネスを開始する。戦略的には、この買収によって主要な欧州マーケットで円滑にビジネスが展開できるとともに、TerraPayのプラットフォームをさらにグローバル展開することを加速するものだ」と述べた。
Pay2Globalのディレクター、クライブ・シェルトン氏は「われわれはTerraPayの目標である小口のクロスボーダー送金に貢献することをうれしく思っている。これはAML/CFT規制(マネーロンダリングとテロ資金供与対策)に完全に適合したものだ。われわれは、小口の資金を送金、受領する低コストで便利な方法を顧客に提供し、取引を処理する他の企業と協業することを楽しみにしている」と述べた。
この買収の後、Pay2GlobalはTerra Payment Services (UK) Limitedと改称され、今会計年度中にアジアとアフリカの主要マーケットでサービスを開始する。欧州に住む移民が送金する総額1,00億米ドルのうち、約3分の2にあたる730億米ドルが欧州外の新興国に送金されており、TerraPayの大きなビジネスマーケットになっている(注2)。
注1: ソース: IFAD
注2: ソース: IFAD
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Mahindra Comviva
E-mail- pr@mahindracomviva.com
ソース:TerraPay
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