“フェアチャイルドの「FAN49103」は、ほとんどのスマートフォン、タブレット、またはモバイル機器向けの理想的なバックブースト・レギュレーターで、最も似かよった他社製品に比べ84%も小型化され、かつその極めて小さいソリューション面積によって、貴重な基板スペースを解放、モバイル機器はその恩恵を受けることができます。加えて「FAN49103」は、モバイル機器の設計者が克服に取り組んでいる「過剰な熱とブラウンアウト問題」も同時に解決します。”と、Richard Lu(フェアチャイルド モバイルソリューション部門統括責任者) と述べています。
「FAN49103」は可能な限りの最低電圧をシステムの電源ラインに供給することで、モバイル機器の熱問題を減少することができます。この優れた熱性能によって機器の正常な動作に影響を与える可能性がある過剰な熱問題を回避します。これは、その小型さによって特に過剰な熱に弱いスマートフォン等において重要なメリットとなります。その上、「FAN49103」はヒートシンクを必要としないため、基板サイズの削減に加えて、基板あたりの部品コストの削減、設計の簡素化が可能となります。
「FAN49103」は、その高速過渡応答特性によって、より大きなパルス負荷をサポートすることが可能となり、バッテリー低下の影響を低減することでブラウンアウトに対応可能です。最大2.5A DCの負荷をサポートし、バッテリーレンジ全体で安定した出力電圧を維持することができるため、バッテリーが低下してもシステムは正常に動作することができます。
先に発表済みの「FAN49101」バックブースト・レギュレーターは、すでに、LeEco社を含め、スマートフォンやテレビ、その他民生機器における多数の一流メーカーに採用されています。さらに今回の新製品「FAN49103」の追加により、「FAN49100ファミリー」はより完全なものとなりました。
“「FAN49101」の超低消費電流性能はバッテリーの動作時間を延長することができます。ことに、工場からエンドユーザーの手に渡るまでの期間に大変有用です。回路設計が容易になり、物流管理にも役立ちます。さらに、「FAN49101」の負荷/ライン電圧変動への優れた応答特性は、幅広い動作条件下でのシステムの安定性につながります。”とDavid Kong氏(LeEco社 (リンク ») ハードウェアマネージャー)は語っています。
「FAN49103」はわずか1.6 mm x 2.0 mmのWLCSPパッケージ(20ボール端子)、量産開始済みで、本日より発注いただけます。また、フェアチャイルドのモバイルパワー製品群に関するより詳しい情報は、fairchildsemi.com/mobile (リンク ») をご覧ください。
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フェアチャイルドには半導体業界におけるパイオニアとしての永い歴史があり、そのパイオニア精神は、クリーンかつスマートな世界を目指した当社のビジョンの中に今日まで受け継がれています。 低~高電力ソリューションへの幅広い製品群の開発と製造に特化し、携帯機器、産業、クラウド、車載、照明ならびにコンピューター分野のエンジニアやシステム設計者の方々に卓越した設計ソリューションと感動するほどの設計体験をお届けしています。
フェアチャイルドセミコンダクタージャパン株式会社は1997年2月設立。 2015年1月より、神戸 肇が代表取締役を務めると同時に米国本社への直轄体制となりました。
「Power to Amaze」に満ちたフェアチャイルドの新しいウェブサイト (リンク ») については、こちらをご覧ください。
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