AsiaNet 65643
ドバイ(アラブ首長国連邦)、2016年9月8日/PRニュースワイヤー/ --
独自に提供する次世代モビリティーには、最新式Lバンド衛星、HTSサービス、「ニューウェーブ」のIoTとコンテンツサービス、確かな連続性、サービスエリアの拡大など改良した製品ポートフォリオが含まれます。
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移動衛星サービス(MSS)大手のスラーヤ・テレコミュニケーションズ・カンパニー(Thuraya Telecommunications Company)は本日、次世代コンステレーション計画をまとめ、ユニークで多次元の拡大・多様化プログラムを提供する予定であることを発表しました。
製品イノベーションとコンバージェンスの優れた実績、ヨーロッパ・中東・アフリカ諸国での主導的立場、アジアでも存在感を増しつつあることを基にスラーヤは、自社の地理的範囲を広げ、新たな市場部門に参入、新規サービスと機器を発売します。
スラーヤのLバンドネットワークは、広範囲に及ぶ進化を見ます。予定通り今後も稼働を続ける現存の2基の衛星、スラーヤ1とスラーヤ2で連続性を確保しつつ、2020年開始の次世代衛星により現在の衛星の電波到達範囲は大幅に拡大します。
スラーヤの次世代システムは、中核および新たな市場への高度なモビリティーサービス提供に重点を置くことになります。これらを地上、海洋、航空市場における帯域消費型アプリケーション向けのハイスループット衛星(HTS:High Throughput Satellite)が補完します。
コンステレーションは、「ニューウェーブ」のIoTとコンテンツサービス提供のための、マルチキャストおよびブロードキャスト機能のある高度先進プラットフォームがサポートします。これによりスラーヤはLバンドまたはHTSサービスでのみ利用できるモビリティー、機能、範囲を要する新たな成長市場、あるいは両者が組み合わさった多くのケースに対応できるようになります。
スラーヤの最高経営責任者、Samer Halawiは次のように述べました。「スラーヤは、拡大と多様化の広範なプログラムを通して、一元化された接続性を選択するプロバイダーになります。他の追随を許さず、妥協のない次世代Lバンドおよび補助のHTSは、わが社が目指す革新、ディスラプト、再定義の基礎を築きます。わが社のポートフォリオによりスラーヤはLバンド、HTS、IoT、GCMなどのワンストップショップに転換します。今や新たな市場に手を伸ばすことができるようになり、新しい技術力によって他に類を見ないようなモバイル製品、アプリケーション、サービスのポートフォリオをお届けします」
スラーヤは、現在の営業範囲内においてすでに大幅な業績改善を達成しています。チームはMSS業界で他をしのぐために、2011年から2015年にかけて限られたサービスエリア、前時代のレガシーの問題、市場への挑戦などの障害を乗り越えてきました
スラーヤの将来計画では、成長と将来の傾向に対する理解を示す、中核となる際立った独自の強みの背景に対抗する次世代計画を提案できるようになります。コンバージェンスはその顕著な例であり、スラーヤでは陸上および衛星通信の統合がすでにしっかりと確立しています。世界中の通信事業者と300以上のローミング契約を交わしているため、エンドユーザーはすでにスラーヤの衛星ネットワークと世界中のGCMネットワークを区別しないで機器を使用しています。
イノベーションを広く評価されているスラーヤは、企業、政府、消費者市場向けの新たな革新的機器、ターミナル、モジュールの開始に向けた計画案を作成しました。エンドユーザーが簡単で便利に衛星接続へアクセスすることの価値をスラーヤが把握していることは、すでに明確に示しています。スラーヤ・サトスリーブ(Thuraya SatSleeve)を作成したことで、消費者中心の機器の需要があることの認識と、従来の範囲外の製品提供能力の両方を反映して、一例としては私的デバイスの活用(BYOD:Bring-Your-Own-Device)のコンセプトを衛星業界に導入しました。
グローバル経営コンサルティングのATカーニー(A.T. Kearney)と共に次世代計画を準備、決定したスラーヤは、次に資金調達活動を始めるにあたって財務顧問指名の段階に入りました。スラーヤが提供できるユニークな能力に興味を持つ多数の戦略的投資家候補との話し合いがすでに進んでいます。
Halawiは、また以下のように述べました。「わが社は、重点的で息の長い成長、新たな市場機会、刺激的な新市場に向けて準備をしています。近年は将来ビジネスを大幅に拡大、強化するための基礎を築いてきました。スラーヤの真の潜在力は、今こそ解き放たれるのです。わが社の潜在力は、連続性と拡大を融合したユニークなアプローチです。また今後数年は、2020年のローンチに先駆けて移行の下地を作る一方で、最先端の接続性ソリューションで既存の顧客にサービスする予定です。わが社の達成できる最大限を実証できることを嬉しく思います」
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ソース: スラーヤ・テレコミュニケーションズ・カンパニー
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