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デン・ハーグ(オランダ)、2016年9月15日/PRニュースワイヤー/ --
野生生物の違法取引拠点であるベトナムのハノイに対する1年間に及ぶ調査に続いて、Wildlife Justice Commission( (リンク ») )は、オランダのデン・ハーグにある平和宮で今年11月14日と15日に公聴会を開催します。
(写真: (リンク ») )
51個人から形成される犯罪ネットワークを通した5,310万ドル相当のサイ、像、トラの各部位や商品の違法取引
音声/画像に加えて5,000ページ以上にわたる我々のケースファイル(Map of Fact)を、2016年1月にはベトナム( (リンク ») )、同年2月には中国( (リンク ») )に提示しました。我々の調査員が現地を複数回訪問し直接監視を行いました:
- 4,270万ドル相当のサイの角、680万ドル相当の象牙、360万ドル相当のトラの各部位
-最大907頭の象、579頭のサイ、225頭のトラから
-さらには、センザンコウ、タイマイ、オナガサイチョウ
-579頭のサイ、これは2015年に南アフリカで密猟されたサイの半数に相当
-驚くべきトラの違法取引の増加
-ソーシャルメディアWeChatとフェイスブック経由での取引拠点としてのハノイの広まり
-中国バイヤーからの支払を受領するために密売人が使用した17の中国銀行口座などの証拠
Wildlife Justice Commissionの事務局長Olivia Swaak-Goldman氏は次のように述べています:
「私達は、ベトナム当局にこれらの犯罪を訴追し活動をやめさせるために必要な全てを含む詳細なケースファイルを提供しました。ベトナム当局が行動を起こすよう促すために支援を行い、利害関係者と協力しましたが、今のところは何の動きもありません。関連犯罪の規模は断じて無視することはできません。
私達は協調の精神で正義の増進を目指しています、何ら行動が取られない状況では、国際的な公開討論会で私達の証拠を提示するしかありません。
ベトナムの捜査当局が使用できるよう法執行の専門家が用意したこの圧倒的な一連の証拠、広範な外交活動、国際的な利害関係者の関与にもかかわらず、ベトナム政府はこの犯罪ネットワークを断ち切るために断固たる行動を取ることができていません。
対照的に、これら商品の主要市場である中国の当局は、この問題を真剣に受け止めていること示し、予備調査を開始しました。
私達のアカウンタビリティ・パネル( (リンク ») )から選ばれた独立・公平な立場の5名の国際メンバーによって2日間にわたって、調査、専門家、目撃者からの証拠に関する公聴会が開かれる予定です。
Wildlife Justice Commissionは、世界で活動を行っています:さらに5件の調査が進行中であり、その他の調査も再検討中です。マレーシアでの最近の調査の結果( (リンク ») )、12人の密売人が逮捕されました。」
詳細情報は、www.wildlifejustice.org/news/ でご覧になれます。
情報源: The Wildlife Justice Commission
(日本語リリース:クライアント提供)
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