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【サンラモン(米カリフォルニア州)2016年10月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*リリースにはGENIVIコミュニティーによって実現され、強化された新機能が含まれる
オープンソースの車載インフォテインメント(IVI)とコネクティビティー・ソフトウェアプラットフォーム開発に注力する非営利アライアンスであるGENIVIアライアンスは18日、GENIVI開発プラットフォーム(GDP)を向上させたGDP 11 Release Candidate 3(RC3)のリリースを発表した。このリリース候補版は、完全版リリース直前に幅広く導入して試験し、安定性を証明するために利用できるGDPバージョンである。
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新しいGDP 11 RC3は、今週カリフォルニア州バーリンゲームで開催されたGENIVIメンバー総会で紹介されており、幅広い層の開発者が革新的で製品化に近いコードを作成するオープンソース・ソフトウエア開発に関与することを可能にする極めて重要なツールとして役立つ。またIVIおよびコネクテッドカー・ソフトウエアの試験、プロトタイプ化、向上、展開を支援する「自動車環境(automotive context)」を提供する。
新プラットフォームは以下の機能を備える。
*GENIVIブランドのGUIとコンフィギュラブル・アプリケーション・ランチャーでユーザー体験を充実
*改良されたソフトウエア開発環境(SDKを含む)を含む
*GENIVIベースライン・バージョン11および総会で発表されたGENIVIプラットフォーム・コンプライアンス仕様と整合
*Remote Vehicle Interaction CoreとSOTAクライアント・ソフトウエアとの車両コネクティビティーを増強
会員総会のテーマは「Empowering a Connected Car Community(コネクテッドカー・コミュニティーを力づける)」で、大手業界専門家( (リンク ») )が参加し、(1)スマートシティー、スマート・インフラストラクチャー、スマート輸送におけるコネクテッド車両(2)クラウドおよびビッグデータの大きな可能性と車両の接続(3)テクノロジー新興企業と、その企業が自動車産業にもたらすイノベーション-について議論を集中する。
GDP 11 RC3プラットフォームは、過去数カ月でGENIVIが発表したほんの最新イニシアチブにすぎない。アライアンスはこれまで以下の発表を行っている。
*GENIVI開発プラットフォームの向上を目指した機能提供を加速する目的のChallenge Grant Program。このプログラムはアライアンスのGDPを前進させるオープンソース・ソフトウエアの開発を望むメンバー、非メンバー、個人の参加を受け入れる
*即時利用可能な開発者およびエンドユーザー・コードを備えた新しい Open Source Vehicle Simulator Project。このプロジェクトは、オープンソースで拡張可能なドライブシミュレーターを提供し、採用者が模擬ドライブ環境下でIVIシステムのユーザーインターフェースを安全に開発、試験することを支援する
*デトロイトのTechstars Mobilityと協力契約を結び、モビリティーおよびコネクテッドカー・ソリューションの将来に注力する新興企業と自動車産業間の関係を強化する
▽GENIVIアライアンスについて
GENIVIアライアンス( (リンク ») )は、オープンソース開発の車載インフォテインメント(IVI)と輸送業界向けコネクティビティー・プラットフォームを開発することに注力する非営利業界団体である。アライアンスは会員社に140社以上で構成するグローバルなネットワーク・コミュニティーを提供し、コラボレーション環境にある世界クラスの開発者とコネクテッドカー利害関係者とを結びつけ、無料でオープンソースのミドルウエアを生み出す。GENIVIは米カリフォルニア州サンラモンに本部がある。
▽メディア問い合わせ先
Craig Miner
GENIVI Alliance
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ソース:GENIVI Alliance
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