ハーマンがescar Europe会議で包括的なEnd-to-End Telematics Security Solutionを発表

HARMAN International Industries

From: 共同通信PRワイヤー

2016-11-10 16:10

ハーマンがescar Europe会議で包括的なEnd-to-End Telematics Security Solutionを発表

AsiaNet 66468 (1444)

【スタンフォード(米コネティカット州)2016年11月9日PR Newswire=共同通信JBN】自動車、消費者、エンタープライズ市場向けのコネクテッドテクノロジー企業であるハーマンインターナショナル株式会社(HARMAN International Industries( (リンク ») )Incorporated)(NYSE: HAR)はescar Europe Automotive Cyber Security Conference(escar Europe自動車サイバー会議)で、同社の最新End-to-End Telematics Security Solutionをプレゼンテーションし、説明する。さらにハーマンは11月16-17日ドイツのミュンヘンで開催されるデータおよび車両に対する脅威を探知し、それを最小限に抑える業務に携わる人々のための特別フォーラムのスポンサーとなる。

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2003年に創設されたescarは大手メーカー、アフターマーケット企業、報道関係者、アナリストが参加して議題に関するコラボレーションを行う場所として定着した。R&Dシニアディレクターであるユバル・ワイスグラス氏は米中部標準時11月16日午後2時45分、主要なOEMとの共同事業の根幹となったCANメッセージの認証方法に関する招待講演を行い、イベントのセキュアな車載通信に関するディスカッションを開始する。

このディスカッションと並行して、ハーマンがこのセクターでイノベーションを継続していることは、イベントにおける多数のデモンストレーションや講演を通じて明確になる。End-to-End Telematics Security Solutionは、TCUSHIELDと新しく発表されたAlertsMonitorの2つの主要コンポーネントに基づいて構築されている。TCUSHIELDはエンベデッド・ソフトウエアソリューションで、移動体通信ネットワークの悪用などのアウトオブバウンズ攻撃に対して対抗、警告、防御を実行する。新しいAlerts Monitorソフトウエア製品は実行可能なセキュリティー・インテリジェンスを統合、収集、可視化するインフラストラクチャーとして機能する。つい最近起きた派手なハッカー攻撃の多くが移動体通信ネットワークの通信を悪用して遂行されたが、ハーマンのソリューションはこの種の攻撃ベクトルに対する比類のないレベルの防御を提供する。

ECUSHIELD、TCUSHIELDなどのハーマンのエンベデッド・セキュリティー製品のサポートを受け、Alerts Monitorはサードパーティー・システムに統合できる実行可能なデータとRESTfulAPIを洗い出す。コネクテッドカー向けの初の自動車グレードのエンドツーエンド侵入検知システム(IDS)開発のために最近発表したAirbiquityとの協力関係などの提携によって、カスタム化したダッシュボードを通じたモニター能力の有効性がさらに高まる。

ハーマンのサイバーセキュリティー・ソリューションであるECUSHIELD、TCUSHIELD、Alerts Monitorは、SAE J3061、Auto-ISAC、NHTSAのCyber Security Best Practices for Modern Vehicles(現代の車両向けのサイバーセキュリティー・ベストプラクティス)資料を含む最新のセキュリティー対策を使って開発された。

HARMAN Automotive Cyber Securityのビジネス開発&マーケティング担当ディレクターであるアサフ・アツモン氏は「escarでわれわれが発表することは、当社の提供物が単なる『車載』から本当の『エンドツーエンド』ソリューションにいかに劇変したかを明確に示すことである。業界および政府と協力することによって、ハーマンは収集したデータを最大限活用するセキュアなソリューションとインテリジェンスを車外でも提供できる。escarで、われわれは自動車の内外でわれわれのセキュリティーを維持する方法に関するアイデアを交換できることを期待している」と語った。

ハーマンはescar Europeへの後援に先立ち、アジアで9月に開催された姉妹イベントを支援したが、これは自動運転およびコネクテッド車両向けのサイバーセキュリティー標準規格とポリシーを制定するためにメーカー、政府、大学と協力し業界内で指導的役割を果たすハーマンの取り組みの一環である。

ハーマンは自動車OEM市場向けの自動車サイバーセキュリティー・ソリューションで業界をリードしている。ハーマンはサイバーセキュリティー防御策を極めて重視しており、車載技術設計のための業界初の包括的なマルチレイヤー・セキュリティー・フレームワークを発表し、2016年1月には大手サイバーセキュリティー専門企業TowerSecを買収した。ハーマンは、サイバー脅威と潜在的な弱点に関するインテリジェンスを共有、追跡、分析するためのセキュアなプラットフォームを構築する自動車業界の協調的取り組みを行う自動車情報共有分析センター(Automotive Information Sharing and Analysis Center、Auto-ISAC)のメンバーでもある。

▽ハーマン(HARMAN)について
ハーマン( (リンク ») )は世界の自動車メーカー、消費者、企業向けに、コネクテッドカーシステム、オーディオ・ビジュアル製品、企業オートメーション・ソリューション、コネクテッド・サービスを含むコネクテッド製品およびソリューションを設計、製造する。AKG(G)、Harman Kardon(R)、Infinity(R)、JBL(R)、Lexicon(R)、Mark Levinson(R)、Revel(R)を含む主要ブランドを擁するハーマンは、世界中のオーディオファイル、ミュージシャン、ミュージシャンが公演するエンターテインメント会場から称賛されている。現在、路上にある2500万台以上の自動車はハーマンのオーディオとコネクテッドカーシステムが装備されている。同社のソフトウエア・サービスは数十億のモバイルデバイスとシステムを駆動し、職場や家庭、自動車やモバイルにおいてすべてのプラットフォーム上で接続され、統合されてセキュリティーが確立されている。ハーマンは米州、欧州、アジアで約2万9000人を雇用し、2016年6月30日までの1年間で69億ドルの売上を報告した。同社の株式はニューヨーク証券取引所で、NYSE:HARのシンボルで取引されている。

(C)2016ハーマンインターナショナル株式会社。All rights reserved.
Harman Kardon、Infinity、JBL、Lexicon、Mark Levinsonは、米国およびその他の国で登録されたハーマンインターナショナル株式会社の商標である。AKGは、米国およびその他の国で登録されたAKG Acoustics GmbHの商標である。

ソース:HARMAN International Industries

▽問い合わせ先
Darrin Shewchuk
Senior Director, Corporate Communications
Tel: +1 203-328-3500
darrin.shewchuk@harman.com

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