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【ロンドン2016年12月22日PR Newswire=共同通信JBN】
EISER Finance Limited(EISER)は、EISER Global Infrastructure Fund(EGIF)から3i Investments plc(3i)が管理する3iファンドへの資産ポートフォリオセールに合意したと発表する。
このポートフォリオセールにはベルファスト・シティ空港とESP Utilities Group Ltd.(ESP)から成るEGIFの英資産すべてが含まれる。EISERの管理運営の下、ESPは英国で2番目に大きな独立系ガス輸送企業、そして3番目に大きな独立系電気ネットワーク・オペレーターへと成長した。
さらにポートフォリオセールはイタリアで廃棄物処理事業を行うEGIF傘下のHERAmbienteと同社のスペイン資産の一部も対象で、Sacyrと共同所有してシャドートール道路を運営する2社、そしてマドリードのバスターミナル・インターチェンジを運営する2社の運輸コンセッション企業4社が含まれる。EGIFはスペインで展開するASTE、ASTEXOLの3つの太陽熱発電所の所有を維持する。この合計発電量は150メガワットである。
合意したポートフォリオ・トランザクションの一部かつミニマックスの対象として、EGIF内のEISERの現行投資家は3iが資産管理の目的で特別に設定した新ファンドへの再投資権に基づき、資産投資を続けるかどうかを選択する機会が与えられる。
EISERとしては、このトランザクションはEGIFに投資した同社の投資家にとってポジティブオプションを生み出す。つまりEGIFはファンドとしての終わりが近づいており、ポートフォリオセールから流動性を実現するか、あるいは新しく3iが管理するファンド形態を利用して多様な資産にさらに長期の投資を続けるかを選ぶということである。
EISERは3iと協力し、欧州委員会(EC)のEU合併規制(EU Merger Regulation)の承認を含む一定条件の下、2017年の第1四半期に財務面でトランザクションが完了することを目指す。
EISERは今年初め、高圧天然ガスパイプラインの統合ネットワークを所有、運営するイタリア企業のSocieta Gasdotti Italia S.p.A.をMacquarie InfrastructureとSwiss Life Asset Managersに売却することに成功し、今回のポートフォリオセールはそれに続くものである。
▽EISERについて
EISERは成熟市場と新興市場の両方のリアルアセット・クラスで持ち分金融商品と債務証券の展開および運営に特化した多国籍の資産管理企業である。EISERの本社はロンドンで、南アフリカのヨハネスブルグ駐在員事務所でサブサハラ事業をカバーしている。
▽3i Groupについて
3iは中堅企業向け市場の未公開株式とインフラストラクチャーに重点を置く大手の世界的な投資運用企業である。同社の中核的な投資市場は北欧と北米である。
ソース:EISER
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