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【パース(オーストラリア)2017年1月5日AAPメディアネット・インターナショナル=共同通信JBN】
世界唯一の安全と製品の格付けウェブサイトAirlineRatings.comがモニターしている航空会社425社の中から2017年の最も安全な航空会社トップ20を発表した。
リストのトップを4年続けて飾ったオーストラリアのカンタス航空はジェット時代に入ってから死亡ゼロの記録を保持している。( (リンク ») )
▽安全な航空会社トップ20(アルファベット順)
ニュージーランド航空、アラスカ航空、全日空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、デルタ航空、エティハド航空、エバー航空、フィンエアー、ハワイアン航空、日本航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、スイス・インターナショナルエアラインズ、ユナイテッド航空、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・オーストラリア。
AirlineRatings.comは安全な航空会社トップ20の数値的なランキングはしていないが、全体のトップ1社を選んでいる。
社会の要請に応じて、AirlineRatings.comのエディターは安全な格安航空会社トップ10も同定している。
▽安全な格安航空会社トップ10(アルファベット順)
Aer Lingus、Flybe、香港エクスプレス、Jetblue、ジェットスター航空、ジェットスター・アジア航空、Thomas Cook、Virgin America、Vueling、Westjet。
選定に当たっては、AirlineRatings.comは各種指標を幅広く参考にしており、その中には航空監督機関および代表的な団体の監査、政府監査、航空会社の墜落および重大事故記録、収益性、航空機の使用年数が含まれている。
世界で最も多くの受賞経験を持ち、経験豊富なチームのひとつであるAirlineRating.comのエディトリアル・チームが航空会社ごとの運航機材の履歴および新たな安全技術の採用に関する業績を詳しく調査した後、安全な航空会社トップ20を選んでいる。
AirlineRatings.comエディターのジェフリー・トーマス氏は「当社の最も安全な航空会社トップ20は安全革新、業務のエクセレンス、およびA350、787と777Xなどの先進航空機の採用の面で常に先頭を走っている」として次のように述べた。
トーマス氏は「これらの航空会社は常に安全面のリーダーだったが、カンタスは現在に至るも安全強化と業務のエクセレンスの面で疑いなくリーダーの中のリーダーだ」と述べた。
さらに同氏は「96年の歴史を通して、カンタスは何度も安全と業務の面で第1位という驚くべき業績を示し、世界で最も経験豊富な航空会社として通っている」
「カンタスは過去60年にわたり業務安全推進の事実上すべての面で指導的な航空会社である」とした。
▽AirlineRatings.comについて
AirlineRatingsは2013年6月に創立され、航空会社425社の安全および機内製品を同社独自の7つ星の格付けシステムで格付けしている。格付けは232カ国の何百万人もの旅客によって利用され、安全と製品格付けの業界標準になっている。同社の安全格付け制度は国際民間航空機関(ICAO)の協力を得て作られている。エディトリアル・チームは世界で最も経験豊富なチームのひとつで、42の国際的な賞および国の賞を獲得している。エディトリアル・チームまた、28冊を超える業界関連書籍の著作者または共同著作者である。
ソース:Airline Ratings Pty Ltd
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